阿武隈日記 05/11/05

タヌパック阿武隈 基礎工事3


朝一番でコンクリートミキサー車がやってきた。8時半頃、起きて、外に出て行ったら、もう流し込み始めていた。
「おはようございま~す」
1台では足りなかったらしくて、もう1台来ていた↓
これを通すために、進入路入り口の橋に鉄板を置いた↓。 それも、レンタル屋任せにすると高くつくので、工務店の親方が所有するユニッククレーン車を借りて、基礎屋の親方が富岡から借りて運んできてくれたという。


仕上げは親方が登場。簡単そうに見えるが、これがとても難しいことは、自分で小規模なコンクリート作業を何回かやっているのでよく分かる。
下地コンクリート打ち、終了。これが乾いてから、立ち上がり部分の鉄筋と木枠を組んで、2回目のコンクリート打ちとなる。
橋が壊れていないかどうか心配して、奥の佐藤さんがやってきた。以前、何度か大型車が通って橋が壊れたとかで、今回も何度もそのことを言っていたので、橋のところに臨時で鉄板を敷いてもらったのだ。
鉄が高騰しているので、このところ鉄板泥棒も増えているとか。どこかの学校に敷いてあった鉄板が一晩のうちに何枚もごっそり盗まれたというニュースも数日前にやっていたばかり。
レンタル代も上がっているという。何枚かを1か月借りたりすると、それだけで何十万なんてことになるらしい。
一般人の知らない世界がいろいろあるのだなあ。
前の雑木林は黄葉が始まっていてきれい。
その林の中にすっと入っていったかと思うと、佐藤さん、被っていた帽子の中にキノコを一山入れて「ほれ」と差し出す。ナラタケ? キノコは怖くて手を出さないのだが、これは絶対大丈夫というので、ありがたくいただいた。器がない、お茶菓子を置いてあったお盆で受ける。
1時間後、キノコ汁に。↓

設計士のしょうかんさんに案内され、工務店の作業場を覗きに。
親方の弟さんがひとり黙々と板の加工をしていた。すでに柱類は大方刻み終わっている様子。
屋根と外壁に使う30mm厚の杉板。これで外壁が構成される。楽しみ。

「うん。厚い。これ、施工するのも結構大変ですよ。ひとりじゃ持てないし」と、しょうかんさん。

これは構造材(柱)。これも国産の杉材。
一か所、ロフトの外側を支える梁は剥き出しになるので、きれいな柱を選んでもらったとか。↑
みんな帰った後、こっそり「銘」?を入れておいた。


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