2011/05/13

生活を維持する闘い


奥のさとーさんちにバキュームカーが来ていた。
今まで知らなかったが、さとーさんちは溜め込み式トイレなのだそうだ。溢れる寸前で、たまたま川内村にこのバキュームカーを停めておいたことで、やってきてくれた。
普段の作業員はみんな避難していないので、普通の職員が「何十年か前にやったことがある」と名乗り出て来てくれたらしい。汚物はこれから石川町まで運ぶという。数千円の料金では当然、大赤字。
さとーさんちは非常にラッキーだったわけだが、今、あちこちでこうした問題が山積みになっている。
ゴミも収集できなくなっているので、ゴミプラントは満杯状態。
それでも、過疎地は土地があるし、川内村は最初から水道がないから、各家でたいていのことは対応できる。都会では水道が使えないとか下水が壊れたなんてことになったら、それだけで生活できなくなる。

本来川内村にはいないはずのバキュームカーだったとのこと

2011/05/20

オリンパスXZ-1とパナソニックLX3の比較 (3)


XZ-1


LX3

13日の夜に川崎に移動してきた。
これから1週間、首都圏滞在。
仕事場の線量は相変わらず0.14μSv/hくらい。文科省などが発表している数値よりは高い。
ジョンもいないし、カメラ2台持ってお散歩。
XZ-1のほうが色味が赤くて階層は深い感じに出るけれど、シャープさがなく、ぼけている感じ……という印象は変わらない。
AFが合いにくいのとマクロ撮影がやりづらい(マクロのときのピントもなかなか合わない)のも相変わらずで、調整や慣れでどうにかなる感じではない。

XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


XZ-1


LX3


全部同じ傾向。
LX3は色が鮮やかだが浅い。XZ-1は色が暖色系で深いがモケモケでシャープ感がない。
どっちを選ぶかと言われれば、僕の場合はLX3。操作性がいいこととも合わせて、記録用写真を美しく撮るという目的に合っていると思うから。
トリミングした後のシャープさも、LX3のほうがいい。
XZ-1はアート系というか、本格的な絵作りを意識したカメラだと思うのだが、それであればやっぱり一眼レフを使えばいいと思うのだ。一眼レフとの画質の差は歴然としすぎているから、高級コンデジの意義という点で、LX3のほうがポイントが高い。
話が前後しているが、飯舘村に行ったときも、悩んだ末に、持っていったのはLX3とWX1で、XZ-1はお留守番だった。
記録用カメラとしてXZ-1は不安があるというか、使いづらかったから。AFが遅かったりなかなかピント合わせができないというのは、取材用としては致命的だし。




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