2011/05/04
春は遅れてやってくる ヒキガエルの卵・続編
5月4日って祝日なんだっけ? みどりの日? 五月みどりの日?
五月みどりといえば、たしか僕が20歳くらいのときに「熟女ヌードの女王」なんて言われていて、すでに「熟女」だったわけで、それから四半世紀経った今も、あんまり変わらないというのはものすごい。それを讃えて、祝日になっても不思議ではないかもしれない。
で、昨日はあまりにも風が強く、外に出る気がしなかったが、一昨日のヒキガエル産卵場所にもう一度行ってみた。
うわ、すごいことになっている
あれからさらにものすごい数というか本数の卵を産んでいたのね
池から流れ出している部分に、盛りあがるほどある
それを横目に、こっそり7に行ってみた。そろそろ産んでいないかな……と。
林道の上から見ていた段階で、鳴き声がして、水面が乱れていたので、お、これは絶対に産んだなと思いつつ降りていくと……やはりあった。
道の上から数十メートル先のこっそり7を超望遠で写した
やったね
そこそこ時間が経っている感じ
水面に小さな黄色い葉のようなものが突き出ている
「ふるさと林道」という、誰も通らない道を2km以上にわたって完全舗装したことで、カエルが卵を産んでいた水たまりが2箇所失われた。失われた分、新たに産む場所を作らなければと、こっそり沢の澱みに手を加えて作った湿地が「こっそり7」(7=しち=湿地)。
見るからにヒキガエルが好みそうな水たまりだと思っていたが、読み通りに産んでくれた。嬉しい。
これで当分、散歩の楽しみが増えた。
確認した上で、今来た道を戻る。試しにふるさと林道の舗装の上に線量計を置くと……。
やはり、そこそこ上がる
さて、超大量に産みつけられたヒキガエルの卵は、一部バケツに入れてうちの池に運ぶことにした。この場所はすぐに水が干上がったり溢れたりして危ういので、何かがあるとこの大量の卵が全滅してしまう。危険を分散することで、生き延びる個体数を増やしたいという、まあ、僕の勝手な思いからのこと。
あまり気持ちのいいものではない
ぶっとい心太のような……ちょっと違うか
つぶつぶが白いのは死んでいるのだと思う
ものすごい量
バケツいっぱい取っても、まだこれだけある
この分はここに残しておく。元気にオタマになれよ。確率低いだろうが……
そうそう。話は前後するが、一昨日、ヒキガエルのカエル合戦に出くわす前、午前中は、詰まった沢水パイプの取水口を直していたのだった。
埋まってしまった取水口を掘り出して、ブロック6つを150mほど上流へ運び上げて、その回りを囲う。100円ショップで買ってきたプラスチックの籠2つで取水口を囲み、その中にやはり100円ショップで買ってきた繊維タワシをいっぱい詰め込む。繊維タワシは泥詰まり防止にとても効果的なのだ。
その後、沢水パイプは順調。強い水圧で水が出続けている。
ここに取水口がある
超望遠で撮るとこんな感じ
午前中はドカチン作業、午後はヒキガエルの卵で坂道を3往復したので、一昨日は滅茶苦茶疲れたのだった。
あと何か書き忘れたことはあったかな……。思い出せない。
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