2011/04/30

シロのPTSDはほぼ治癒か?

ひと月半、何度足を運んでも我が家は閉ざされたままだった。シロはずいぶん辛かったようで、以前のシロとは変わってしまった。
落ち着きがなく、むやみに甘える。前はなんでもバリバリ大量に食べていたのに、しんちゃん並みにご飯をえり好みし、食べる量もガクッと減った。だいぶまいっていたのだろう。
これから少しずつ元に戻ってくれるといいのだが。
……でも、この寝方を見ると、あんまり心配ないかな。

ヤフオクでXZ-1を競り落とそうと思ったが、新品の最安販売価格を超えてしまったので断念。専用の録音用マイクがついていたので狙っていたのだが……。寝た後も、もう少し粘って手に入れればよかったかもしれないと後悔した。でも、こんな非常時だし、失業中だし、ここはぐっと我慢だ。

2011/05/01

ヒキガエル大産卵


連休もすでに3日目。
ジョンがいないので、助手さんを連れ出してお散歩に。
この花を撮ってくれ、とか、いろいろ注文が出る。そのへんがジョンとは違う。




いつもジョンと歩く沢。しばらく歩いていなかったせいか、どうも前と地形が変わってしまったような気がする。前はもっと沢の横に歩くスペースがあったと思うのだが……沢筋が変わったのか。

ほらこの花……と言われて撮ったが、写真で見るとさっき撮ったのと違うな


LX3で撮った。最近はα300よりLX3のほうが色がきれいに出ると思うことが多い

で、一旦家に戻り、バケツを持って、昨日見つけた、こっそり7のそばのヒューム管出口に産みつけられたアカガエルの卵を救出しに。
さとーさんちを「帰りに寄りますね」と通り過ぎて、故H田さんち(空き家)にさしかかったら、池のほうから変な鳴き声が聞こえてきた。
最初は小さな水鳥がいるのかと思ったが、違った。アズマヒキガエルがいっぱい集まってきていて、今まさに蛙相撲の真っ最中。
これだけ派手な蛙相撲に遭遇したのは初めてだ。
びっくり。

アルビノ、鮮やかな赤い筋のあるやつ、白黒のブチ模様のやつなどなど、数十匹集まっている。このへんにこんなにいっぱいアズマヒキガエルがいたのか。へええ。普段どこに隠れているんだろう。
高解像度バージョンは大変なので1ショットだけにして、小さいサイズの動画をいくつか撮ったが、やはり、後から見ると小さすぎるなあ。この中間のサイズがないのよね。LX3では。
こういうシーンに遭遇すると、昨夜、マイク付きのXZ-1を競り落としておくのだったと、さらに後悔。

すでに乗っかられている♀に何匹も乗っかっていく


あっちでもこっちでも


これが特にすごい。パンパンで風船のようだ


乱交状態


これこれ。パンパンでしょ


ときどき身体の下から泡が出るのは、精子をかけているのか、ただの屁なのか


この池にはでかい鯉がいっぱいいて、卵は産んだそばから食べられてしまう。
だから毎年見つけられなかったのだな。左の方にちらっと見え隠れする丸太が鯉をブロックする役割を果たしていて、この丸太からこっちがわ(池の水の出口)に産んだ卵には生存の可能性が少しはある。
ときどきかすかにピピピピという音が聞こえるが、これは腰にぶら下げたガイガーカウンターの音。0.7μSv/h以上になると鳴るように設定してある。
水辺や林の中は総じて高めなので、よく鳴る。それでも1μSv/hを超えることは滅多になくなった。
郡山市内や福島市内は今でも普通に1.5μSv/hくらいあるので、ここのほうがずっと低い。

一旦、通り過ぎて、先にこっそり7そばのアカガエルの卵を救出してきた。

救出
帰りにまたアズマヒキガエルの蛙相撲の現場に。
助手さんがさとーさんのおばあさんと茶飲み話をしている間に、池の中で交尾しているやつを2、3カップルひょいと掬い上げてバケツに入れ、無理矢理マツモ池に拉致した。鯉に食われるくらいならうちで産みなさいよ、と、余計なお世話をやいたわけ。
すでに産みつけられた卵もすこしバケツに入れて持ち帰る。
持ち帰った卵は、マツモ池、土手池、弁天池、山葵池に分散して入れた。分散させることで生存率を高める。今年、どの池が調子いいか、分からないからね。

去年はさんざんだった。雨池、土手池はほとんどダメだった。マツモ池も瀕死状態で、山葵池がかろうじてなんとかなった程度。天候不順もあったが、水質がおかしくなっていたことが原因と推定して、冬の間に大量の土を入れて池を作り直したのだ。
その成果を楽しみにしていたところへ原発震災。

まだ池にはアカガエルしか産卵していないが、マツモ池がいちばん早く、すでにオタマが泳いでいる。
産卵数では雨池が一番人気で、なぜか弁天池は不人気。
低いのが嫌なのかな。
もう少し縁に土を盛って、落差を感じさせないようにするといいのかもしれない。

アズマヒキガエルの写真は次のページで。

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