寒さが緩まない。沢もあちこち凍りついている↑　お散歩がきつい

このところずっと気になっていたのだが、石油ファンヒーターの臭いがきつくなった。気がつくと頭が痛かったりする。
これはまずいなあということで、クリーニングをすることにした。
Wikiで調べたところ、石油ファンヒーターはブンゼン式、ポンプ噴霧式（ARCバーナー）、ポンプ式に大別できるらしい。
うちで使っているのは1999年製造のナショナル製。ブンゼン式。
灯油を電気の熱で熱してガス化し、自然吸気で取り入れた空気と混合させて燃やす方式。
灯油を気化させるのに電熱を使うために、常時ある程度の電気を食うのが欠点らしい。
もう一つの欠点は、気化器にタールが付着しやすいこと。こびりついたタールを電熱で焼き尽くすのが「クリーニング」で、ナショナルのこの製品にも、あちこちに「クリーニングのお願い」とか「クリーニングの方法」といった解説文がシールで貼られているのだが、今まで10年以上使ってきて、一度もやったことはなかった。
それほどこのファンヒーターは優秀で、臭いもほとんど気にならなかった。後から買ったダイニチの製品（スタジオで使用中）のほうが臭いも音も気になっていた。
説明に従って、灯油をタンクからすっかり抜いた後、クリーニングを開始したが、ものすごい臭いがしてきたため、外に出した。
2時間かかるらしい。ひたすら待つ。

2時間後、クリーニング終了。
これで臭わなくなったかなと、期待しながら点火したが、なんだか前より臭うような……。むむう。

夜、シロが来たが、ボロボロで、怪我をしている。また喧嘩したらしい。傷は頭と胸。
挙動もいつもとは違っていて、なんだか屈折している。PTSDかしら。

ジョンの水飲みがすぐに凍る。水を替えるたびに、毎日、氷のかたまりが増えていく。

3週間ぶりに助手さんが帰宅。
富岡ICのバス停まで迎えに行く↑

今年の雛人形展は日本橋髙島屋に３組、横浜髙島屋に３組出して、５組売れたとのこと。
横浜の最終日前日、白鵬が化粧まわしの図柄を描いた画家さんの展覧会を見るために髙島屋美術画廊を訪れた。先場所中に次女が生まれたばかりだから、残った一組は白鵬に買ってもらえばと言っていたのだが、テレビカメラやガードマンと共に、ささ〜っと来てささ〜っと帰っていったとか。
八百長問題が発覚して大騒ぎになったのはその翌日のこと。

シロのPTSD？は結構長引いていて、昨夜はすぐに帰っていった。今夜は、助手さんを迎えに行ったときに来たのかもしれないが、結局現れなかった。
翌日は早めに来たが、風呂に入っている間に帰ってしまった。どうも本調子ではない。来るたびにドロドロ、ボロボロになっているのも気がかり。一体、誰と闘っているんだろう。

ナショナルの石油ファンヒーター、臭いが止まらないので、この際、新しいのに買い換えることにした。
で、僕としては珍しく、最新式、いちばん高いやつを買うことにした。
今までのがブンゼン式だから、今度はコロナのポンプ噴霧式（ARCバーナー）というやつを買ってみようと思い、ネットで調べた。
この方式は、灯油の気化に電熱ではなく、燃焼筒で発生した熱を利用するらしい。だから、ブンゼン式に比べると電気代が安くつくのがメリットなのだとか。現在はコロナだけがこの方式を採用しているという。
コロナだけ、というが、目下、日本で石油ファンヒーターを製造しているのはダイニチとコロナとトヨトミしかないらしい。
ダイニチがブンゼン式、コロナがポンプ噴霧式、トヨトミがポット式で、それぞれの方式は1社しかやっていないことになる。
ちなみにポット式というのは、燃焼筒に灯油を少しずつ流し込んで燃やすというもので、要するに「石油ストーブ」に送風ファンがついたようなもの、と考えればよさそうだ。

で、コロナの最新式、いちばん高い（といっても2万5525円。送料無料）WXシリーズというのを京都の通販店に注文。本日到着。

小豆色のとグレーのと２種類あり、グレーのほうが525円高かった。小豆色にしようかと思ったのだが、部屋の中で妙に目立つのもどうかと思い、525円高いグレーにした。
しかし、小豆色にしても濃いグレーにしても、色がよくない。ベージュとかクリーム色に近い白とか、パール系の淡い色にすればよいのに。並べてみると、10年前のナショナル製品のほうがずっといいデザイン。

しかし、性能は申し分なかった。臭いはほとんどない。やはり高いだけのことはあるのか。これはお勧め。
時間が経ってもこの初期性能を維持してくれるといいのだが。

ナショナルのは、その後、もう一度クリーニングをしたところ、そこそこ臭いが収まったので、これはこれでスタジオに持っていき、まだ使うつもり。スタジオで使っているダイニチのより臭わないかもしれない。