11/01/03
雲の上の虚構船
年末年始は大荒れの天気という予報は裏切られて、穏やかな日が続いた。
明日からまたルーティーンワークが始まる。やだねえ。
……と思いつつ、タイトルだけで「もしかしたら面白いのかも」と、念のため録画しておいた深夜特番『雲の上の虚構船』(日テレ系)を見た。
全然期待していなかったのだが、びっくり。
え? これ地上波? ついに日本のテレビメディアにも夜明けが近づいたのか?
ちなみに以下の写真画像は、「わが家の食卓を漫然と写した連続写真」ですので、誤解のないようにお願いしますね。わが家は狭いので、食卓の上にしかテレビを置けないんですよ。で、テレビの画面が明るいので、たまたまこんな風に写っただけですので……。決して、放送内容を記録しようとシャッターを押したわけじゃありません。これらは「わが家の食卓の写真」です。はい。

いきなりこんなネタですよ

被害者が残したダイイングメッセージの上に……

これ、まずいだろ、電話して文句言おう……

ちなみに、テレビ画面の上下に出ているテロップは「本物」です(苦笑)

これはもっとまずいだろ……

うちのテレビは対応してるんだが、肝心の電波が来ないんだってば

この画面をクリアなデジタル放送で見たかったよ、ほんと

だからぁ……

やりきってるな、この番組制作者たちは

最後は……

こんなオチ

みなさん、地デジの準備はお済みでしょうか?
お済みでないとこんな悲劇が起きますよん、という、すばらしいキャンペーンだ(ウソ)。
くどいようだが、わが家ではとっくの昔に地デジ対応の液晶テレビに買い換えているのだが、電波が来ないのである。
3月くらいに切り替えるらしいのだが、それまではこのボケボケ画面で我慢している。でもまあ、こんな風に、上下には「本物」のメッセージテロップが、真ん中にはパロディのテロップが出て、見事に融合するというすばらしい映像も見られたのだし、アナログ放送を見るのも楽しいものだな。
地デジ問題の本質は、見られる見られないではなくて、「見せない」という問題。
BSやインターネット回線を使えば全国どこにいても見られるデジタル放送を「見させない」という政策。
そこを理解している人は、今なおほとんどいない。
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BS17(難視聴対策BSチャンネル)になぜスクランブル(暗号化)をかけるのか!
『テレビが言えない地デジの正体』(ベスト新書 発売中)
ハイクオリティメディアのBSを通販番組のゴミ捨て場にしたのは誰か? 欧米は「地デジ化」したのではなく、「デジタル放送化」したのである。地デジ化で困る人たちはこんなにいる。地デジテレビでアナログ画質を見続けなければならない人たちとは……?
伝えられていない驚くべき真実がいっぱい。テレビに騙されることなく「仕組み」を知って、賢く対処するための本。
すでに買い換えた人も、これからの人も必読。
地デジの嘘、錯覚、思いこみから、現実的な現代テレビ購入術まで、巷で言われている曖昧な情報を一掃し、クリアな見通しを提示。これで「テレビへのもやもや」が消える。
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