10/12/28
うり坊の運命
目の前の林道工事はほぼ完了した。
寸断されてしまった沢の上流まで上ってみた。冬じゃないと藪こぎがきつくて山にはなかなか入れないので。

このへんが源泉だろうか。ここから上は目に見える水の流れはない

山の稜線付近まで登ってきた。手前は杉や松が植林されているが、てっぺんは雑木が残っている

振り返ったところ。下って戻るのがちょっと大変そう

一昨年までは休猟区だったのだが、去年からまた狩猟可能になっている

生き物の気配が感じられないまま、登ってきたルートを降りる
ちなみに、このところ日記に掲載している写真はほとんど全部S90で撮っているのだが、やっぱり、どう調整しても色味が浅い。林の中の写真など、暗い場所にいろんな色が散在している写真ではそれが歴然と分かる。
しかし、LX3との70gほどの差が、怠惰な気持ちに誘う。
空とか、花とか、ノペッとした被写体やパッと目立つ対象を撮った場合は分からないのだが。

こういう写真だとあんまり気にならない

青はそこそこきれいに出る

光が当たっている部分は、もう少しキラキラ感がほしい

今日は珍しくケツをこっちに向けていない
それはそうと、最近、一日おきくらいにうり坊を見かける。
2匹か3匹で移動している。もしかすると5匹いて、2と3のグループに分かれているのかもしれない。
親のイノシシは一緒にいないので、殺されたのだろう。
うちの前の雑木林も移動ルートに入っているので、よく出くわす。
そのたびにジョンが大騒ぎして追いかけようとするのでやっかい。
ふいをつかれると、うり坊は「びえびえびえびえ〜」と鳴きながら一目散に逃げていく。
猪突猛進で、あんまり曲がったりしない。
うり坊たちはこの冬を生き抜けるのだろうか。大きくなったらなったで田畑を荒らす害獣として人間に殺される運命。
昔は人家のそばには出なかったというから、やはり山を人工林にしてしてしまったり、ウィンドタービン工事で棲めなくしてしまったことなどで、どんどん里に下りてきているのだろう。
うり坊は滅茶苦茶可愛いのだが、でかくなると手に負えないらしいから、なるべく関わらないようにしている。
やっぱりタヌキがいちばんいいね。


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