10/12/01

 今年も最後の月に

とうとう師走になってしまった。
毎年、毎年、1年が短いなあ、歳取るのが早いなあ……と言い続けているが、最近では少し前のことが思い出せないので、もはや時間が経過する感覚さえ希薄になってしまっている感じ。
今年は人生において特別な年にしようと決めていた。それなりに頑張ったような気もするのだが、では何が変わったか、何が残ったかというと、なんにもないかもしれない。

なんだかなあ……と思いつつ、今日もジョンのお散歩。変わらない一日。
こないだ、助手さんが「鶴よ!」と興奮していた鷺が木の上にとまっている。カメラを向けたら、案の定飛び去ってしまった。

上の写真をトリミングして拡大。かっこいいね


1枚撮ったら、飛び立ってしまった


飛ぶときには首を曲げている


久々に仲五池に行ってみる。ちゃんと水はあった


このルートから家に戻ると、この位置でスタジオの屋根の上にウィンドタービンが2基見える。一番近いのはちょうど木の幹の後ろに隠れているが、普段は見えないもう一基がブンブン回っているのが枝越しに見える。
写真だと分からないが、肉眼だとちょうど屋根の上に見えるので、相当不愉快な光景。

10/12/02


今日は、ジョンを戻しに行ったら、ふさこさんが野菜、なんでも引っこ抜いて持っていけと言うので、畑まで戻り、一通り引っこ抜かせてもらった。
ただ、育ちすぎたようなのがあって、ちょっと見ただけではなんだか分からない。これは育ちすぎた青梗菜かなあ……。

ず〜っとこの列を見ていき、最後にまだ若いのが1つだけあったのでそれをいただいた


大根はよりどりみどり。その隣はブロッコリらしいのだが、ブロッコリの花の部分があまりなかった

AmazonからのPRメールで、日本でも知らないうちにAmazon MP3がスタートしていることを知った。ニュースなどではやっていなかったと思う。メディアで規制している内容なのだろうか。
欧米に遅れること3年。
遅れていた原因は、レコード会社などが、コピーガードのかからないMP3形式での販売を強く拒否していたから。
すでに欧米ではAmazon MP3のようなコピーガードなしでの配信が主流になっている。
ケータイでダウンロード(購入)しても、iPodに移せないとか、オーディオ装置で聴けないとか、WMAなのでiPodでは聴けず、AACに変換することさえできない、あるいはその逆とか……そういう面倒くさいものに、1曲数百円も払うのは嫌だ、というユーザーが増えていくと、かえって不法コピーが横行するのではないだろうか。
配信ビジネスが健全に伸びていくには、薄利多売にして、コピーしているより買ったほうが早いという感覚を一般化させるしかないと思うのだが。
コピーガードに熱心になるあまり欧米に後れをとった電子書籍ビジネスと同じで、あまりにもコピーガードにこだわり続けると、音楽ビジネスそのものが小さくなっていきかねないと懸念している。

ともあれ、これで一気に日本の音楽ビジネスも変貌のスピードが増すのではなかろうか。
スタート時から1100万曲の品揃えだそうで、すでに日本の音楽配信サービスで最大とのこと。

配信する方法を探り、さっそくKAMUNAの3枚のアルバムを配信できるように登録してみた。
すでにWEB上から簡単に登録できるシステムを構築済みの配信業者がいて、これまたびっくり。
本当なのかしら……。
今まで、長い間苦労していたことなのに。

ところで、作詞界の長老・伊藤アキラさんから「たくきさんのテレビうつりは星野センセイによく似てたな。言われませんか?」というメールが。
星野センセイ?
先日亡くなった、星野哲郎さんのことだった。
改めて公式サイトというのにあった写真を見たら……う〜〜ん。そうかなあ。こんなに眉がたれていないけどなあ。
⇒これなんか、雰囲気似ているかも。
KAMUNAの相方・吉原センセには、「ジョビンに似ているかもしれない」と言われたことがある。
みんな大物だから、ま、いいか。
中学生の頃は石坂浩二だったんだけどなあ。

テレビは怖い。顔を出さなくていいように、完全に裏方で仕事がしたい。

……この日記が今年200ページ目。今年も200ページを超えたか……。フォルダを見たら、写真は軽く2000枚を超えている。サイズ合計は220MB超。大容量時代だから許されることだわね。
WEBページに貼り込む画像は30KBを超えないのが目安、なんていう時代があったのが懐かしい。


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