10/11/16

 田口浩正と松尾諭と小浦一優と芋洗坂係長

最近、テレビライフの連載コラム『たくき よしみつのちゃんと見てるよReturns』に、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のことを書いた。
前作『ゲゲゲの女房』は初回から全部見てしまったが、キャスティングのリアリティのなさと、話の展開の遅さには困った。それに比べ、『てっぱん』はいいじゃないか。
キャスティングが抜群にいいし、ストーリー展開も早くて嬉しい。
……というようなことを書いた。
ここまではあたりまえ。
あの小さなコラムでは書ききれない(しょーもない)話題がいっぱいある。
まずは配役のそっくりさん。
主人公・あかりのお兄さん(長兄)役・遠藤要は、最初見たとき、エハラマサヒロも真面目な演技するとなかなかやるじゃん、とか思っていたら、違うのね。
Googleで「エハラマサヒロ てっぱん 長男」と検索すると、1500件以上ヒットする。エハラ本人もこのことが快感らしくて、自分のブログで、『てっぱん』出演者たちと飲みに行ったときのことなどを写真入りで紹介している。
そのときの写真を見ると……う〜ん、並んでみると、あんまり似てないか。
⇒これ

ところが、助手さんはエハラマサヒロには全然似てない。むしろ舞の海だと言い張っている。確かに舞の海にも似ている。
この遠藤要という役者さんは、もともとは二の線で売り出していたらしいのである。こんなのが紹介されていた↓


……ということは、舞の海も少し痩せればギャング映画とかに出ていても不思議ではないということだな。
舞の海、好きだなあ。引退した途端に太り出すお相撲さんって、珍しい。貴乃花とは逆。

しかし、それよりなによりびっくりしたのは、田中荘に住む父子(子供はまえだまえだの兄)の父親役が元テンションの田口浩正「ではない」ということ。
これはもう、なんの疑いもなくそうだと思いこんでいたので、違うと分かったときはびっくりした。
⇒これ
神尾佑という役者さんを応援しているファンが作るブログというのに載っていたのだが、なんと着ているものまでかぶって(業界用語)いる。
この写真、Exifが残っていないかと思ってダウンロードしてみたら、しっかり残っていた。
SHARP 935SH
DateTime - 2009:09:18 11:57:33
ExposureTime - 1/4.2 seconds
FNumber - 2.80
ISOSpeedRatings - 200
Flash - Flash not fired, auto mode
FocalLength - 4.82 mm
FocalLengthIn35mmFilm - 29 mm
SceneCaptureType - Portrait

……となっている。シャープのケータイで撮ってるのね。最近のケータイって、レンズが明るいのだなあ。
どうせなら240×320ではなく、でかい解像度で撮ってほしかった。

で、田口浩正といえばテンション。懐かしくなって、YouTubeを検索したら、あった。↓
この左側が、小浦一優。
テンション解散後、田口だけが売れて、小浦は消えたかのように思われていたけれど、ちゃんと生き残っていて、一昨年、突然、とんでもない形でテレビに再登場した。
そう、R1グランプリでの芋洗坂係長だ。

この人が、あの「テンション」の左側の小さいほうの相方だとはどうしても信じられない。
もう一度、テンション時代の別の動画を見てみましょ。↓


これはすごい。
ラーメンズの言葉遊び的なテイストもある。「しんばしっ!」
助手さんは、声だけ聴いていれば芋洗坂係長そのものだと言うけれど、あたしの耳にはどうしても声も同じには聞こえない。
人間、こんなに変われるものなのか? 整形手術したわけでもないのに。
罪を犯して逃げている人たちは、激太りすればいいんだね。命縮めそうだけど。
よく見ると、小浦一優はこの頃から身体の動きにキレがある、というか、手足の動きがずしっとしていてすばらしい。こういうのって、練習だけではなく、才能なんだろうな。
これを見て、すっかり小浦一優が好きになってしまった。
彼が放りだしている「公式サイト」には、かつて58kgだった小浦一優が105kgになるまでの歴史が写真と共に紹介されている(そういう意図ではないだろうけれど)。
⇒こちら
ちなみにこの「公式サイト」では、体重99kgとなっているが、現在のブログでは105kgになっている。
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