09/06/28の4
「神の鑿」を手に入れる(4)
その後、和平の作品が残っているという、石川町の民家、2軒を案内していただいた。
最初の家は石工さん。和平が彫った小さな獅子像と、地元の小学校にあったという二宮金次郎の像が庭にある。
これ、ほしいなあ……
小学校にあったものが、今、ここに
柔和な顔をしている
小さいながら、獅子像も手抜きなし
そのすぐそばの家には、大黒と恵比寿像がある。
隣にはいい感じで滝が落ちている。天然の水だとか
昭和28(1953)年、和平71歳のときの作品
このお宅は敷地が1町歩ほどあるそうで、裏山にはこんな巨岩が露出している。ご主人は一人で水琴窟を作ったりして、庭造りには相当力を入れてきている様子。いいなあ、土地が広いと。
さてさて、盛りだくさんの内容だった1日。カメラがなかったらとんでもなかった。大反省。
帰りに、母畑湖の周辺を軽く走ってみた。この湖に飛び出した半島部分を売りに出している。面白そうだけれど、やはり住む場所としてはちょっと違うかな。
母畑湖の真ん中から石川町方面を臨む
売りに出しているのはここかな?
家に帰ってきてから、改めて「神の鑿」をまじまじと鑑賞
小さいけれど、なんか迫力があるなあ
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