09/04/24

トビケラの幼虫

山葵池の山葵に花が咲いた。これが咲くと、山葵池にも遅めの春がやってくる。


しかし、水温はまだまだ冷たい。アカガエルの卵もなかなか成長しない。一匹いるはずの岩魚は未だに姿を現さない。落ち葉の下に潜り込んでいるのだろう。
雨池のトビケラの幼虫があまりにもすさまじい数(あの狭い池に数百匹はいる)なので、少し取り出して蟹池に移すことにした。
トビケラの幼虫は草食性だとされているのだが、実際にオタマを襲って食べたのを去年確認済み。これだけの数となると、ちょっとねえ。
ヤゴも相当数いる。ヤゴは落ち葉の下に潜り込んでいるので、簡単には捕まえられない。オタマが襲われる確率からすると、ヤゴのほうが大敵だとは思うのだが……。
あとはマツモムシ。こいつは卵の中にも潜り込んで食い荒らす。
すばしっこいので、トビケラのようにひょいひょいと捕まえることは難しい。

まさに水中蓑虫


マツモムシは普通は下のように背面泳ぎしているので……


このように表側を見ることはできない


姿はそんなに憎たらしくないのだが……


蟹池に移動させた


09/04/26

ジョンもヘビは苦手らしい



昨日25日は一日中雨で、ジョンのお散歩を中止した。ここにいるときにジョンのお散歩を休んだのは多分これが初めて。真冬の吹雪の日でもやっていたから。
一夜明け、気温は相変わらず10度以下で寒いが、午後になって晴れ間が見えてきた。
ジョンはいつにもまして大騒ぎ。昨日1日お休みしたのがそんなに辛かったのか。だって、雨がざんざん降っていたじゃないの……。

イノシシが2度死んでいたU字溝のところに行くと、田んぼの持ち主家族らが3人出ていて、U字溝のどぶさらいをし終えたところだった。半分ほどの底がきれいにさらわれている。ということは、産み付けられていたアカガエルの卵や孵化したばかりのオタマは……。




昨日はこうだったのに↑ こうなってしまった↓

わずかに残った卵



真ん中に小さく見えているものが分かるかな?↑

その先、田んぼの畦を歩いていたら、ジョンが突然横っ飛びに身をかわすような仕草をした。
振り返ると、ヤマカガシが威嚇の姿勢を取っていた。
ガラガラヘビのように尻尾を小刻みに振り、鎌首をもたげ、赤い舌をチョロチョロ出している。
ジョンは飛び退いた後、関わり合いたくありませんという顔で明後日の方向を向いている。
ジョンもヘビは苦手らしい。うり坊や野鳥を見つけたときはものすごい勢いで追いかけようとするのに、やっぱり得手不得手はあるのだろうか。
猟犬の血が濃いのだとしたら、まあ、「蛇猟」というのは聞いたことがないからなあ。
これから先、マムシなどにちょっかいを出したら困ったことになると思っていただけに、ヘビが苦手らしいと分かって、少しほっとした。

まだ若いヤマカガシの威嚇ポーズ↑

日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力

マリアの父親 第四回小説すばる新人賞受賞作

マリアの父親

(1992.01/集英社)……  「あまりにも早すぎた、地球への恋愛小説」と評された、たくき よしみつの小説。第四回「小説すばる新人賞」受賞作。
ミステリアスな美女・マリアと、彼女と行動を共にする天才・デンチ。二人と偶然知り合った主人公は、「地球の真相」を知る旅に出る……。
「久しぶりに志のある作品に出会った」と、選考委員の五木寛之氏も賞賛。

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