08/04/23

救出卵第一号

田圃にはまだカエルの卵塊がない。……と思っていたら、なんと、こんなところに……。
バカだねえ。排水路の枡の中。雨が降って水かさが増せば、川に流されてしまう。さっそく救出。
すでに孵化が始まっていて、心なしか卵はみんなぐったりしているように見える。汚れた枡の中だから、水質も悪かっただろうし。
最初からここに産み付けたのか、それともどこからか流されてきてここに引っかかっていたのかは分からない。

救出して山葵池に入れた
バケツに掬って、まだ誰も卵を産んでいない山葵池に移す。マツモ池と雨池は、直接ここにきて卵を産んだカエル優先ということで。
ところで、山葵池で不思議なものを発見。ひとつは木の枝にびっしり砂利状のものがついたやつ。

なんでしょね、これは?

何かの卵? それとも小石が付着した?
でも、なぜ付着するの??

さらに不思議なものは、葉巻状に枯葉を巻いた中にいる水中蓑虫とでも呼べそうな生き物。
これは前からときどき見かけていた。池の底を、まるまった枯葉がゆっくり動いているから、目に付く。
今回はかなりはっきりと顔まで見えた。

こんなやつ

頭を出しているところ

頭のところをトリミングによる拡大
まさに水中蓑虫。頭とその下を出して、ヤドカリのように池の底を動き回る。危険を察知するとひゅっと中に入ってしまう。
よく見るために、卵を移すのに使ったポリバケツに掬ってみた。
すると、一緒に入ってしまった産まれたばかりのヤマアカのオタマを捕まえて食べてしまったではないか。
肉食なんだな、こいつは。


葉巻状の巣?から頭と脚を出す

眼下においしそうなオタマ発見

お、うまそうだな

ガブッ!

食べたら巣?にひゅっと戻る

↑これがその連続写真
なんなんだろう、こいつは。

上の3枚目、4枚目を拡大↑↓


ハサミ状の顎のようなもので両側からガッチリくわえ込んでいるようだ。
調べたところ、どうやらトビケラの仲間には間違いなさそう。
とりあえず、また山葵池に戻しておいた。

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