たくき よしみつ の たくき よしみつ(鐸木能光)のデジカメ・ガバサク談義 ガバサク

お勧めのレンズ一体型カメラはこれだ(2018年7月1日更新)

おなじみ、ガバサク流のお勧めカメラ案内です。(紺色太字部分は製品販売情報ページへのリンクがあります)
新製品が出るたびに書き換えるのは難しいので、基本的な考え方をコンパクトに⇒こちらのページにまとめましたので、まずはぜひ⇒こちらを読んでください。

コンパクト機はほぼ全滅状態

レンズ一体型コンパクトモデルは、1型センサー以上を搭載した高級モデル以外はほぼすべて撤退しました。
高画素小型センサーというインチキ部品を使う限り、コンパクトカメラはスマホ並みの性能しか得られない⇒スマホで間に合うから売れない⇒利益が上がらないからコンパクト機からは撤退する⇒高画質を実現するにはSONYの1型センサー以上を使うしかない⇒数は売れないから価格が高くなる⇒一部の高級機のみ生き残る……という流れですね。
それにしても、ニコンやフジフィルムなどの有名カメラブランドからまともなコンパクト機が消えてしまったことは寂しい限りです。わずかに残っている「買ってもいい」現行モデルをメーカー別にまとめると……


この他には選ぶべきモデルが見あたりません。結局、新品のレンズ一体型カメラでズームもほしいという場合は、オリンパスTG-5かパナソニック、ソニー、キヤノンの1型以上のモデルから選ぶことになります。本当に選択肢が狭まりました。
ソニー 当時、業界を驚かせた高性能1型センサーを搭載したRX100の初代モデルは3万円台にまでこなれてきていてお勧め。28-100mm相当/F1.8-4.9


1/2.3型センサーモデルで買ってもいいのはもはやこれだけ。オリンパスTG-5。25-100mm相当/F2.0-4.9


1型より大きな1.5型センサーでお買い得感のあるPower Shot G1 X Mark II。24-120mm相当/F2.0-3.9


スッキリしたデザインの中にファインダーも組み込まれ、バランスがよく、使いやすそうなTX-1。25-250mm相当のズームだが、レンズが暗くなり(F2.8-5.9)、1型センサーとはいえ、望遠端での画質はちょっと厳しいという評価もある。より高倍率ズームのTX-2が出て実売価格が少し下がったとはいえ5万円台


TX-1は25-250mm相当(F2.8-5.6)だが、TX-2は同じ1型センサーで24-360mm相当(F3.3-6.4)。超広域ズームは魅力だが、望遠端を伸ばした分レンズは暗くなった。また、実売価格が9万円台というのも辛いところ


単焦点モデルだが根強いファンがいるリコー GRⅡ。28mm相当単焦点/F2.8


単焦点モデルだが「コンパクト」命のコンセプトがよい CM10。通信機能も搭載しているのでカメラから直接SNSに投稿できる。28mm相当/F2.8


SONY製(多分)1型CMOSを搭載した高級機LX9。24~75mm相当でF1.7~2.8の明るさ。ファインダーはない



他社のカメラにはない勇気ある発想のLX100。フォーサーズセンサーの周囲を切り捨てて使うという大胆設計。レンズは24-75mm相当で F1.7 - 2.8という明るさ。画角も明るさもLX9と同じだが、実際の焦点距離がLX100のほうが長いので、背景をぼかす撮影ではLX100のほうが物理的に有利。


現行モデルよりも魅力的な製造終了モデル

コンパクト機が総崩れしてしまったのは、iPhone4s以降、スマホの内蔵カメラの性能が上がったことと、SONYが業界革命ともいえる高性能1型センサーを開発し、それを搭載した初代RX100の画質に、高画素を無理に詰め込んだ1/2.3型センサー搭載機はまったく歯が立たなかったからです。
1/2.3型センサーに1600万画素以上詰め込むのはナンセンスです。

1/1.7型1200万画素のニコン P340、1/2.3型1200万画素のオリンパスXZ-10、1/2.3型1600万画素のオリンパスTG-3の比較

1200万画素 1/1.7型センサー

P340 1/125秒 F5.6 120mm相当 ISO80↑ ↓上の写真をトリミングして拡大


1200万画素 1/2.3型センサー

XZ-10 1/250秒 F3.2 117mm相当 ISO100↑ ↓上の写真をトリミングして拡大


1600万画素 1/2.3型センサー

TG-3 1/200秒 F4.9 100mm相当 ISO125↑ ↓上の写真をトリミングして拡大

センサー製造がSONYの一人勝ち寡占状態になって、他のセンサーメーカーが小型センサーの技術開発を断念したことで、コンパクトカメラの市場は大きく変わりました。
iPhoneのように、画素数を抑えたセンサーを使えばきれいな写真が撮れることは分かっていますが、そういうセンサーを技術力のあるSONYが作って供給してくれない限りは、他メーカーはいいカメラを作れないわけです。2/3型センサーなどで頑張っていたフジフィルムも、結局はSONY製センサーの性能に追いつけませんでした。もはや、SONYから供給されるセンサーを使ってどういうカメラを設計できるか、という「縛り」の中でしかカメラが作れないわけですから、メーカーの個性も出しにくくなります。
一方、コンパクト機に合った低画素小型センサーが存在しないとなると、センサーを大型化するしかなくなります。しかし、センサーを大きくすれば、ボディやレンズも大きくなり、ズーム比も大きく取れなくなります。その二律背反の中で頑張っていた良心的モデルの代表がオリンパスのStylus1とXZ-10ですが、残念ながらこれらも消えてしまいました。

永遠の名機となるか Stylus1

1/1.7型で1200万画素という「まともな」センサーを使い、全域F2.8で28-300mm相当のズームを実現した名機オリンパスStylus1は、ついに登場時の価格を大きく上回るプレミアム価格で取引されるようになってしまいました。Stylus1sの新品はなんと18万円以上で売られていたりします(2018年6月。Amazon調べ)
おそらく、1/1.7型で1200万画素というセンサーはもう作っていないので、この性能のカメラは今後永遠に出てこないかもしれません。
永遠の名機 Stylus1。ファームウェアをバージョンアップすればStylus1sとの性能差はない。28-300mm相当/全域F2.8

コンパクト機の傑作オリンパスXZ-10

私が今も「日常記録カメラ」として1日中腰からぶら下げて愛用しているXZ-10は製造終了してだいぶ経ちますが、まだぎりぎり在庫がある ようですので、今が最後の買い時です。一時期1万円台まで下がっていましたが、在庫僅少となり、製造終了モデルでありながら値上がりに転じました。
XZ-10は製造終了ですが、前述のTG-5というモデルがまだ製造を続けています。XZ-10と比較すると一長一短ですが、これも非常によくできたモデルで、お勧めです。

いよいよ新品在庫がなくなってきて、値上がり一方のXZ-10

XZ-10とTG-5の比較

 XZ-10TG-5
大きさ102.4×61.1×34.3mm 221g113×66×31.9mm 250g
レンズ26~130mm相当 F1.8-2.725~100mm相当 F2.0-4.9
AFS-AFのみMFや追尾AFも可能
オートブラケット可能なし
Wi-Fiなしあり
GPS+電子コンパスなしあり

センサー性能はどちらも1/2.3型 1200万画素ですが、TG-5のセンサーは新設計かもしれません。レンズの基本性能はXZ-10のほうが上ですが、TG-5のほうが設計が新しい分、映像エンジンなどは高性能になっています。
Wi-FiやGPSがついているのも便利で、旅行などに持って行くにはTG-5のほうが楽しいでしょう。TGシリーズはオートブラケット(明るさを変えて3連写する機能)がついていないのが最大の弱点ですが、ハウジングなしでも水中撮影ができるほどタフな設計や、最新型TG-5ではハイスピード動画も撮れてマニュアルフォーカスも可能になるなど、XZ-10では真似のできない長所もいっぱいあります。液晶モニターもXZ-10よりはるかにクリアで見やすいですし、「顕微鏡モード」というのがあって、マクロ撮影ではXZ-10以上にすばらしい絵が撮れます。
XZ-10が安く手に入るうちはXZ-10を確保しておくことを勧めますが、今後、入手が難しくなったら、TG-5の新品を購入したほうがいいと思います。
TG-5の前のTG-4、TG-3も上手に設計されており、安ければ買ってもいいモデルですが、なぜかTG-4がTG-5より高値をつけるという逆転現象が起きるなど、とてもお買い得とはいえません。TG-5ではデジタルズームが使えなくなったという不満も散見されますが、トリミングして拡大すれば同じことなので、大したデメリットではありません。動画撮影時では多少の影響があるかもしれませんが、これも動画編集ソフトを持っていれば解決できます。いずれにせよ、極端なデジタルズームは目に見えて画質が落ちますから、最初から画質が落ちた映像を記録するよりも、後から画像ソフトでじっくり編集してベストの絵を作ったほうが安全です。

ニコンのコンパクト機最後の名機 P340

XZ-10と並ぶ名機がニコンのP330、P340でした。センサーはXZ-10の1/2.3型より一回り大きな1/1.7型(Stylus1と同じ)。ボディを厚くしたくないために、レンズの望遠端ではF5.6と暗くなっていますが(XZ-10は望遠端でもF2.7の明るさ)、それ以外はXZ-10と比較しても遜色のないスペックでした。
メモ機として持ち歩いているプロカメラマンも多くいます。
ただ、操作性はよいとはいえず、オートブラケット撮影では連写速度は速いものの、その後の書き込み時に、モニター確認をOFFに設定しても3枚分の確認画面が出てしまうというバグが放置されたままなので、次のショットにすぐにとりかかれず、とてもイライラさせられます。
XZ-10に比べると明るくスッキリした絵作りですが、色味が薄くて物足りないという印象を持つこともあります。夜の撮影ではレンズが大きくて明るいXZ-10に軍配が上がりますが、昼間の撮影ではP340のほうがオーソドックスな仕上がりで無難な結果になることが多いです。マニュアルフォーカスができるので、動かない被写体ならマクロ撮影をじっくり構えてピント合わせできます。XZ-10では対象が小さいとどう頑張ってもピントが合わないことがありますので、これは大きな長所です。
動画の画質・音質もP340のほうが勝っています。
一言で言えば、癖が強くても面白い絵が撮れるのがXZ-10。面白みはないが、無難に使える優等生がP340。
P340は今ではXZ-10以上に商品流通数が少ないようで、新品はもちろん、中古も良品はなかなか出回りません。

XZ-10とP340の比較

 XZ-10P340
大きさ102.4×61.1×34.3mm 221g103.0×58.3×32.0mm 194g
CMOS1/2.3型、1200万画素1/1.7型 1200万画素
レンズ26~130mm相当 F1.8-2.724~120mm相当 F1.8-5.6
AFS-AFのみMFや追尾AFも可能
Wi-Fiなしあり

Nikon P340 1/1.7型1200万画素センサー。24-120mm/F1.8-5.6。レンズ性能で望遠端が暗いだけで、XZ-10に勝るとも劣らない性能

XZ-10による月と火星の写真
XZ-10で月と火星の写真を撮る。1/40秒 F2.6 107mm相当 ISO800。トリミングで拡大。望遠端でも明るい大口径レンズだから、ちゃんと火星が赤く写っている

★XZ-10とP340の実写比較は⇒こちら

フジが2/3型センサーで頑張っていた頃の良品

SONY製のセンサーを使わず、独自の2/3型センサーを使ってなんとか高画質を得ようとしていたのがフジフィルムのレンズ一体型モデルでした。
健闘していましたが、やはりSONY製センサーには勝てず、消えていきました。

XQ2
FUJIFILM XQ2 今はもうない2/3型 1200万画素センサーのモデル。25-100mm相当/F1.8-4.9
FUJIFILM X30 28-112mm相当/F2.0-2.8

超望遠ズームモデルは1型センサー以上を選びたい

ボディはフルサイズのレンズ交換式モデル並みに大きくなりますが、300mm相当以上の超望遠が楽しめるレンズ一体モデル(「ネオ一眼」などと呼ばれていた時期もありました)も一台持っていると写真の世界が広がります。
この高倍率をレンズ交換式のフルサイズモデルなどでやろうとすると、レンズの価格だけでとんでもないことになります。

超望遠モデルではSONY製1型センサーを搭載した名機FZ1000が製造終了し、FZH1になりましたが、FZ1000の人気はむしろ上がってしまい、一時は5万円台にまで下がっていた実勢価格が発売当初の8万円台まで急騰しています。それでもFZH1が13万円前後なので、性能的に古さを感じますが、価格を考えるとFZ1000を選ぶのもやむなしというところでしょうか。

定評あるSONY製1.0型センサー搭載で400mm相当までの高倍率ズームを高画質で実現したFZ1000(製造終了モデル)。25-400mm相当/F2.8-4.0

FZ1000は私も中古で買いました。実写テスト紹介のページは⇒こちらです。野鳥や彫刻屋台の撮影などのときに威力を発揮します。ただ、色味が少し青く、薄い感じなのが(好き嫌いもあるでしょうが)気になっています。
FZ1000による月と火星の写真
FZ1000で月と火星の写真を撮る。1/100秒 F4 255mm相当 ISO640。 上のXZ-10で撮ったのと同じ時間同じ場所で撮影

15万円出せるなら、SONYのDSC-RX10M3というモデルがあります。F2.4-4.0で24-600mm。
パナのFZ-H1はF2.8-4.5で24-480mmですから、レンズの明るさと望遠端の伸びかたではRX10M3のほうが勝っています。超万能で画質も申し分なし。予算が許すなら、持っていたいカメラです。
24-600mm相当をF2.4-4.0という明るいレンズで実現。SONYのDSC-RX10M3

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(2018年7月1日)
解説の補助として、XZ-10、TG-3、P340、FZ1000による写真を追加しました。
(2018年6月30日更新
XZ-10、TG-5、P340の説明を増やしました。
(2018年6月5日更新)
2018年版としましたが、内容的には2017年と大きく変わることがなく、むしろ選択肢が減りました。それだけレンズ一体型機は新製品が出ていないということです。唯一の新情報はオリンパスTG-5はいいんじゃない? という話。
(2017年2月13日更新)
NikonがDLシリーズの発売を取りやめるという衝撃ニュースを受け、内容を書き換えました。Stylus1sの製造終了にも触れています。
(2016年12月2日更新)
2016年版を少し書き換え・追加しました。

(2015年7月20日更新)
新製品を追いかけるのは大変なので、カメラ選びにおける基本的な考え方(まとめ)を3ページ構成で新設しました。こちらです。このページも大幅に更新しました。
(2013年8月25日更新)
デジイチのお勧めページを更新したのに合わせてこちらも少し見直しました。私の常用カメラは未だにXZ-10で、このカメラ、使い込むほどにいいカメラだと感心しています。
(2013年6月6日更新)
ようやく各メーカーからまともな設計思想のコンパクト機が出てきました。お勧め機種も増やして大幅更新。オリンパスのXZ-10を買ってみました。すぐに売ることになるかなと思いつつテストしたのですが、まだ手元に残っています。かっこわるいカメラなんですが、そこそこ使えるし、マクロに強いのも評価できます。テストの模様は「のぼみ~日記」にて。
(2012年12月28日更新)
フジフィルムのXF1を買いました。いいカメラです。リポートは「阿武隈日記」でどうぞ。
(2012年11月6日更新)
フジフィルムのXF1を追加しました。これは魅力的な製品ですね。フジの活躍はすばらしい。
(2012年9月23日更新)
1画素あたり面積の図が不正確だったので修正しました。
(2012年9月18日更新)
1画素あたりの面積比較がしやすいように、図の表示方法を変更しました。フジのX10を追加しました。
(2012年9月15日更新)
LX7が出て、SONYからは1型CMOS搭載のRX100が出て、コンパクト機戦線がずいぶん様変わりしました。ということで、久々の大幅更新。4機種ピックアップしてみましたが、フジとリコーのは単焦点レンズでマニア好み。結局はLX7かRX100かという選択になるのでしょうか……。これは相当悩みますね。
(2011年12月26日更新)
LX5を買いました。LX3もまだまだ元気なので、もったいない買い物なのですが、XZ-1にがっかりしたり、P300が早々と製造終了したりで、2万円台で中古良品を買えるならLX5だ、ということで購入。LX3との性能差はあまりありませんでしたが、それだけにパナソニックのLXシリーズに持っている責任感や安定感を感じました。
阿武隈日記の中で、LX3やWX1との比較をしています⇒こちら
(2011年1月16日更新)
読者のかたからG11のスペックに間違いがあることを指摘いただき、訂正しました。
また、新製品オリンパス XZ-1を追加。中型機や過去の製品を懐かしむコーナーは⇒別ページに独立させました。
(2011年1月10日追記)
SONYのWX1を購入しました。これはお勧めです。LX3と使い分けしようと思います。
(2010年10月5日追記)
SONYのNEXシリーズについての感想を書き加えました。
(2010年10月4日書き換え)
LX3やS90に後継機種が出ています。そのへんの情報を入れて書き換えました。
(2009年10月31日追記)
LX3のファームウェアがバージョン2.1になり、AF速度がかなりよくなりました。ただし、近距離撮影でしっかり中央ピンポイントAFにしても、抜けてしまって後ろにピントが合ってしまうことが多いのは相変わらずの欠点。
ホワイトバランス調整も、何度も変更しているようですが、曇天などでは今イチ。このCCDで600万画素くらいに抑えておけばこんなに苦労しなくてもくっきりすっきりの写真が撮れたのでは……?
キヤノンはIXYが馬鹿な高画素化をやめず全滅状態で、PowerShotシリーズから選ぶしかなくなりました。S90は使ってみたいカメラですが、LX3が健在なので、試しに買ってみようということにはならず、実際の使い勝手や性能は想像です。
(2009年8月23日追記)
キヤノンのS90、これはお勧めですね。10月発売予定。価格がこなれてくれば、これが一推しになるかもしれません。SONYのWX1も、明るいレンズで広角が撮れるコンパクト機として、価格がこなれてくれば一推しになるでしょう。
(2009年8月20日追記)
キヤノンのG11が、G10の1500万画素から500万画素落として1000万画素(これでも多すぎるとは思いますが)CCDを新規開発して、フリーアングルモニターも搭載して発売するという嬉しい発表がありました。『デジカメに1000万画素はいらない』(講談社現代新書)を刊行して10か月。ようやく……の思いです。
(2009年8月7日追記)
コンパクトデジカメの堕落ぶりは目を覆わんばかりのものがあります。もはや性能向上は望めないのでしょうか。メーカーはまったく意欲を示しません。
デジタル一眼レフはα300の改良版、α330が出て、私は思わず買ってしまおうかと思いました。α300と基本性能はそれほど変わらないので、ぐっと堪えましたが……。本当に魅力的なモデルです。
マイクロフォーサーズは面白い存在なのですが、なにせ高いです。面白そう、だけでは、私には手が出せません。
中級機はSONYのHX1で決まりでしょうか。便利で使いやすい、実によくできたカメラだと思います。
それにしても、ここで推薦したモデルは発売後時間が経っても値下がりせず、逆に値を上げてしまっているものもあります。いいものは支持されるという証でしょうか。
(2009年2月5日追記)
結局、LX3も買ってしまいました。満足です。LX2はさっそくヤフオクで売りましたが、これを買った人はお買い得でした。上限1万7800円に設定したところ、すぐに落札されました。
LX3と撮り比べた感想は、LX2はとてもいいカメラだということです。デザインなどはLX2のほうがしっくりきますし、わずかでも軽い、小さいというのはメリットです。マクロ撮影もLX3よりむしろ優秀でした。
ということで、LX2もリストに入れました。
(2009年1月30日追記)
パナソニックのLX2を購入しました。S600にそろそろつき合いきれなくなってきていて、何かないかなあと探していたところに、LX2が2万円まで下がっていることを発見。衝動買いしてしまったのですが、直後に、値段は倍しても、LX3のほうを買うべきだったと後悔。
売り場で触った感じが、LX3は今ひとつしっくりこなかったんですよね。LX2はレンズが飛び出しているあたり、スマートじゃないのですが、持った感じは意外としっくりきます。

(2008年10月4日追記)
カシオのFH20を購入しました。その実写リポートを「阿武隈日記」の中に載せています。⇒こちら
この結果、FH20は推薦機種の中の「参考」としました。
(2008年9月追記)
久々に内容をかなりアップデートしました。
コンパクト機は、もはや値段と軽さと広角性能とレンズのF値のみで選ぶしかなくなりました。CCDの画素数を落とせば、どれだけすばらしい画質になるのか、実に歯がゆい限り。
現在使っているのはNikonのS600中心です。文句をつけるところはいっぱいありますが、数世代前のモデルよりは圧倒的に使いやすく、画質もうまくまとめているので、結局はバリアングルモニターを諦めて、この手のモデルを使うしかなくなりました。面白くありません。メーカーは、コンパクト機をまじめに開発するつもりはもうないのでしょうか。製造だけでなく、設計までも台湾メーカーなどに任せているところが増えているようですし。
そんな中で、中級機に面白い動きが出てきたのが救いです。カシオはフラッグシップモデルが1/1.8型CMOSで600万画素。コンパクト機の高画素競争をさんざん煽っておいて、ここにきてさっと作戦変更ですか? 慌ててキヤノンが続いているようですが、どうなることか。
来年、お金に余裕があれば、SX-1ISあたりを買ってしまうかもしれません。
(2006年11月書き換え) F828に続いて、LC1もついに製造中止になり、後継機種も出ませんでした。このクラス(レンズ一体型高級機)は消滅するかもしれません。R1がいつまで製造継続されるのか、あるいはR1の後継機が出るのかが気になるところです。
私が理想とするデジカメは、R1の基本性能にLC1の明るいレンズが結びつき、かつ手ぶれ補正機能がついた軽量モデルです。つまり、F2.0-2.4くらいの明るいレンズ(F828やLC1)。大型撮像素子(R1)、可変モニター(R1、A200)、軽量ボディ(A200)、手ぶれ補正機能(A200)。これらが融合したモデル。
しかし、SONYも松下も、デジタル一眼市場に集中するあまり、F828やLC1の改良型を出すことはしませんでした。2006年11月現在、かろうじて現役で残っているR1も、F828が消えてしまったように、この個性を発展させることなく生産中止になる可能性が高いと思います。新品を買うなら今のうちかもしれません。値段もついに7万円前後にまで下がりました。F828が製造中止になった途端、店頭在庫分が一気に3万円くらい値上がりしたように、R1にもきっと同じことが起きるでしょう。

(2006年6月追記)LC1を中古で入手しました(ヤフオクで66000円)。
使い込んだ印象は、欠点として、ボディのホールド性が悪いこと(従って手ぶれしやすい)、ダイヤルリングがすぐに動いてしまうなど、操作系が煮詰められていないこと、重いこと、マクロが弱いこと。
長所としては天井ストロボがかなり効果的であること。
パナソニックが出すフォーサーズ規格のデジタル一眼レフは、ボディ形状がLC1とほぼ同じなので、やはりホールド性に問題ありですね。見た目の押し出し感や質感より、実際のホールド性や軽さを重視してくれたほうがありがたいのに、どうも勘違いしているとしか思えません。長時間持ち歩いたときの疲労度もかなり違います。
また、パナソニックは「ライカのレンズ」を前面に出してPRしていますが、印象としてはコニカミノルタA200のレンズのほうが色味が暖かいし、使いやすい感じ。そもそも、「ライカのレンズ」を作っているのはライカの工場かといえば……。
レンズのブランド名はまったく気にすることはありません。同じ工場でOEM生産されたまったく同じレンズユニットが、メーカーによってCanonになったりLeicaになったりCarl Zaisになったりしますから。
タムロン、コシナ、ペンタックス、シグマ……このへんの工場で作られたレンズはどんなブランド名にもなっているようです。
結局、使ってみるまでは、レンズの質は分からないから、F値くらいしか参考にならないということです。
購入直後のテスト撮影記録などは→こちら

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