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のぼみ~日記2018


2018/08/28-29

ガングリオン



右足首外側下、ちょうど靴の中の側面にあたる部分にずいぶん前(10年以上前?)から瘤ができていて気になっていた。
何年か前に涼風号MarkIIで転倒し、怪我をした際に行った整形外科で「ついでにこれなんですが……」と見せたら、派遣されていた若い医師は遠目にパッと見て、触りもせずに「脂肪ではないようだね。放っておいても問題ないでしょ」と、それ以上取り合ってくれなかった。5秒くらいで終わり。
結構大きいし、靴の側面にあたる部分だから気になるのだが、あまりに素っ気なかったのでこちらも萎えてしまい、そのままに。
それから数年経ち、やっぱり気になるので、あちこち調べて、「あそこならいいんじゃない」と勧められた皮膚科に行ってみた。
粉瘤というやつではないかと思ったのだが、医師は「粉瘤ではなさそう。ガングリオンではないかと思うけれど、ここでは診断できないから一度整形外科に行って診断してもらって」と、そのまま戻された。初診料と診察料で2820円。3割負担で850円払って20kmの道のりを帰る。

なんだかな~、と思いつつも、翌日、整形外科のある総合病院(院長が整形外科医)に行くと、「ガングリオンみたいだね。中にジェル状のものが入っているんだと思う。この程度なら下手にいじらないほうがいいんじゃないか」と、またまた何もしてもらえない。
「注射器で中身を吸い出すとか……」
「そうね。そういう方法もあるね」
「それはしない……と?」
「いじらなくていいんじゃない?」
「破けて中身が出てくることもありえますよね?」
「そうね。そうなれば小さくなってしまうだろうね。でも、また溜まってきて大きくなるかもしれない」
「内側に破けるとまずいのでは?」
「内側に破ける可能性のほうが高いだろうけれど、別に悪いものじゃないから、そのまま吸収されるでしょう」

……と、とにかく触りたくないという意思が固そうなので、諦めた。
ここでも初診料・診察料で2820円。3割負担で850円払って、何もせずに帰る……。

病院の入り口に、いつもは土曜日に文挟の直売所脇に来ている鹿沼のパン屋さん(クロワッサン)の移動販売車が停まっていて、おばちゃんに声を掛けられた。こんなところまで売りに来ているんだ~。
いつものパンを買って、急遽、昼飯(一食目)はパンになった。


最初に訪れた皮膚科↑ 翌日、訪れた総合病院↓



病院入り口前で買ったパンで昼食
フェイスブック友達からは「私なら焼いた針を突き刺して自分で絞り出す」とか「ニッパでぷちんとやって絞り出す。何度もやっている」とか、いろいろコメントが寄せられた。
それも考えたんだけどね~。痛そうだし、それこそ、傷口からばい菌が入って化膿したりしたらヤブヘビになるしねえ。
それに、中身を絞り出したら小さな発信器みたいなのが出てきたら怖いしね。宇宙人が知らないうちに拉致して埋め込んだやつだったら、勝手に取りだしてしまうと、それが原因で地球が滅ぶかもしれないし(そういうショートストーリー、ずっと考えてた)。
まあ、結局はこのままかなあ……。


あたしがダメなやつ。助手さんは「可愛い!」を連発してこうして遊んでいる。ゴキブリやタカアシグモやカマドウマはぎゃ~ぎゃ~騒ぐくせに、これは可愛いんかい。人間の「あれが苦手」感覚の違いはどこから来るのだろうか、不思議だ。

動かないからつまんない

クリケットの季節


レオのお散歩コースにイガグリがいっぱい落ちている。そういう季節になったんだなあ。
レオがあまり動けなくなったので、あたし自身はこんな風にサッカーのフットワークを真似したり、足を前に大きく蹴り上げながら歩いたりして、短時間、短距離でも運動量が得られるよう工夫している。傍から見たらちょっと危ない爺だと思われそう。都会ではできないな。ここでは人とすれ違うことも滅多にないので大丈夫。
涼しくなって、レオも少し元気になったみたいだ

2018/08/30

腫瘍破裂

……と思っていたら、今日、レオの右脚付け根あたりに血糊のようなものがベタッとこびりついているのに気づいた。最初は杉の葉っぱの枯れたやつがくっついているのかと思って取ろうとしたのだが、違った。
ホースで水を掛けて洗い流すと、傷口らしきものが現れ、そこから血の混じったものが滲出している。場所的に外傷ということは考えられないので、腫瘍が破裂したのだろう。
しかしレオは全然痛がっておらず、むしろ数日前までより元気に歩いている。このところ歩き方が少しおかしかったのは、前脚の付け根にできていた腫瘍のせいだったのかもしれない。それが破裂して中身が出て、楽になったのだろう。
飼い主にはメモを残して知らせたが、おそらく放置だろうから、あとは化膿しないように毎日洗浄しつつ、観察するしかない。全然痛がっていないのが救いだ。
18歳くらいなので、本来、生きているのが不思議な年齢。目は白濁してよく見えていないし、耳も聞こえていない。でも、ご飯だけは食べるし、食べることへの執着がすごい。食べているうちは生きる気力があるわけで、まだまだ世話は続く。

デイホームでは親父の多動行動が問題になっていて、あまりにひどくて夜寝ないときは安定剤を服用させ始めたと報告があった。
アリセプトの副作用ではないかとも思うので、今度、医師に相談してみなければ。メマリーに代えることでいい結果になるかもしれないという気がする。
義母は慣れてはきたものの、家に残してきたネコのことを思い出して号泣したりしているそう。
ネコは結局、義妹の家に引き取ることになりそうなのだが、生きものは苦手だと公言している一家だから、不安は残る。近所に猫好きの知人がいてアドバイスしてくれそうだというのだが、どうなることか。

老人、老猫、老犬の問題に頭を悩ませ、世話で明け暮れる日々。
猛暑、天変地異、デタラメな政治、文化の劣化、企業の劣化。
そんな中で、金はない、体力もない……我が家だけではない。日本中が疲弊しているのが実感できる。





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