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のぼみ~日記2018


2018/05/29

懐かしい写真


フェイスブックの「狛犬さがし隊」で、「クチビル狛犬」の写真を投稿している人がいた。
え? これ、ずっと正確な場所が分からなかったんだよなあ。もしかして似ているやつ? それともモロ?

……モロだった。
場所は長安寺だという。改めてネットで「長安寺 狛犬」を検索すると、他にも投稿が見つかった

この狛犬は狛犬ネットを立ち上げたときからすでに紹介していた。ただ、国東半島のどこかということは分かっているのだが、地図で調べても、なかなか分からなかった。
このときは、突然、大分の古楽器製作者のところを訪ねると言いだしたお袋の運転手役で同行したのだった。クチビル狛犬を見つけたのは帰る間際。飛行機の時間もあり、あくまでもお袋の旅行の運転手役だったので、狛犬のことをメモする余裕もなかった。
神社ではなかったことは覚えている。何か斜面のようなところにふっといた、という記憶。
それが「長安寺」というお寺の境内で、本殿前ではなく、旧収蔵庫?の前あたり、ということが判明した。
後ろには仁王像があって、ネットで「長安寺」を画像検索すると、この仁王像がいっぱい出てくる。仁王像と一緒にクチビル狛犬も写っていることがあるが、その元サイトを見ると、狛犬のことは触れておらず、仁王像の解説だけあったりする。

これが「クチビル狛犬」
で、この時は、大分に行ったら、松下センセに会わないわけにはいかない、と意を決してセンセ宅を訪問した
これがそのときの写真。僕がいかにもお邪魔虫だなあ。
シャッターを押したのはお袋だ。よしみつがお世話になっている作家さんで、どうしても会いたいというくらいだから、一緒に写真撮らせてもらえば、と言って僕からカメラを取り上げたのだった。
そのお袋も、松下センセも、もういない。
いつのことだったか、過去の日記や文章をネット上で検索したら、⇒これがヒットした。
1996年夏のことだったようだ。
で、AICにこれを書いたのが8年後の2004年の夏。AICの穴吹編集長も、もういない。
穴吹編集長を紹介してくださったのは永井明さんで、永井さんも、もういない。みんないなくなってしまった。

永井さんが穴吹さんを紹介してくださったときのことも、AICで書いている。
その次は、四谷三丁目のピアノバーみたいなところで、大野雄二トリオを招いたパーティに誘われたとき。落語家・柳家小りん、編集者・穴吹史士、作家・永井明の「快気祝い」というふれこみのパーティで、永井さんはなんと「恋煩い」からの快気ということになっていた。
ちょうど僕が仕事の上でどん底にあったときで、会費の1万円が、かなりの覚悟だったのを覚えている。
大野雄二さんは僕が大好きな作曲家のひとりで、昔、ビクターから一瞬デビューしたときには、大野さんの作曲した「丸井からありがとう」というキャンペーンソング(クレジットの丸井が創立20周年だか25周年だかの記念に作った歌)を歌ったこともある。ベースの鈴木良雄さんも尊敬するアーティストなので、純粋に音楽を聴きに行った。
その席上で、このAICをひとりで切り盛りしている穴吹さんを紹介していただいた。それがずっと後になって、AICで書かせていただくきっかけとなっている。
(デジタルストレス王 「永井明さんのこと」2004年9月)

松下センセと一緒に写っている写真があったフォルダと同じフォルダに、そのときの写真も入っていた。

ジャズベーシスト・鈴木良雄さんと。多分、シャッターを押しているのは永井明さん


ライブが終わってみんな酔いが進んだ頃、Chinさん(鈴木良雄さん)が1人でピアノを弾き始めた。お店に置いてあったボロボロのガットギターで僕が勝手にアドリブをやり始めたら、一生懸命に音を聴いて合わせてくれた。いい人だなあ、Chinさん。
おっと、Chinさんは亡くなってませんよ。現役バリバリで、今もすごい数のライブをこなしている
見習わなくては。

しょ~もないメロディでも、ノルマを課して毎月1曲は何かを録音していくとか、そのくらいやらないとダメだな。




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