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のぼみ~日記2018


2018/04/24

八幡神社(佐野市岩崎町)の狛犬


ここは石段が長いなあ


2社目は少し南下して岩崎町(いわざきちょう)の八幡神社。ここには3対並んでいた。いちばん手前のが江戸時代だと思うが、残念ながら年号は見あたらず。これは今まで見てきたはじめタイプの中でも、飛び抜けてうまい。これを見られただけでも雨の中出てきた甲斐があった。

ようやく見えてきた



こんな配置で3対が石段上に並んでいる



なんといってもこれ! 江戸時代だろうが、とてもよくできている



吽像のほう。破損や摩耗もほとんどなく、大変素晴らしい状態



隣のチビが「兄貴~」って呼びかけているように見える



阿像の尾↑ 吽像の尾↓ 微妙に変化させている



どちらにも頭には小さな穴の跡があり、何かがのっていたのか、それともただ削れたのか? 蝋燭立てにした跡か?




阿像の前脚。走り毛が下向きになっているが、ただのデザインだという認識だったのか? 前脚の後ろ側に縁取り的に刻みを入れている↓ところも、石工さんのセンスのよさがうかがえる



そして、この垂れ耳!



鼻や口の縁取りもていねいで、いい仕事してますねえ。吽像はあご髭が歯と一体化?していて、なんだか変だけど



阿像のくちびるなども、曲線の描き方がとてもアートしていて、感心してしまう



腹の下も見てみたが、銘はなかった。いつ頃の作品なのだろう


無理に分類すれば「はじめ」タイプなのだろうが、これだけ精緻に彫られているものは滅多にない。この石工さんは腕だけでなくセンスが素晴らしい。
これは大切にしなければいけない。




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