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のぼみ~日記2018


2018/03/19

3月の雪は珍しくないけど



今週の天気予報はなんじゃこりゃ? 特に水曜日……どうした? と思っていたら、ほんとに降った。でも大したことない。都内のほうがずっと大変だったみたい。

全然積もらなかった


2018/03/19

Aquilaの「ナイルガット弦」


最初のコンサートウクレレの音がどうしても気に入らない。なんか不安定でショボい。といいつつ、これで動画を撮っているんだけどね。弦はもともと張ってある弦が「Aquila」の弦だというのだが、ほんとかなあ……。Aquila社の弦でもいろいろあるだろうから、業者向けに安く卸しているナイロン弦なんじゃないかな。
で、Martinのフロロカーボン弦に張り替えてみたのだが、キンキンして耳障り。すぐに外して、テナーウクレレに張ってあった弦と入れ替えた。
テナーウクレレには替え弦として、自社(Donner)ブランド名の入ったフロロカーボン弦が1セットついていたが、おそらく最初から張ってある弦も同じだろう。テナーにMartinを張ったところ、やはりキンキンとした音になった。でも、マホガニーはもともとがギターっぽい太い音で、テナーサイズはウクレレらしい音ではないから、このくらいキンキラした音でもいいかなと思ってそのまま。
代わりにアカシアのコンサートにはテナーに張ってあった弦を張った。フロロカーボンだとしても、Martinほどキンキンしていないから。

それでもなんか安定しない感じでフラストレーションを感じる。

そこで、改めてAquilaのナイルガット弦の売り口上を読んでみると、カーボン弦のように硬すぎず、ナイロン弦のように不安定ではない、いいとこ取りの弦だと書いてある。ほんとかなあ……と、ポチしてみたわけだ。
張ってみると、なるほどそんな気もする。まあ、これ以上にはならないだろうと、弦はこれで決定ということにした。


1枚の紙パッケージの中に4本まとめて入っている。ヨーロッパは簡易包装があたりまえ、というか、これが「簡易」という感覚もないに違いない。いいことだけどね


2018/03/22

ブリッジの調整


ようやく届いた牛骨のブリッジとナット

中国からナットとブリッジがようやく届いた。これ、2つのショップに別々に発注したのだが、どちらのが届いたのかよく分からない。最初のショップは「税関から差し戻されてしまったのだが再送するか?」というメールが来た。なんで税関を通らないのか不明だが、再送して、と返事はしたがその後は音沙汰なし。
そこから届いたものだとすると、2セット1梱包のはずなので、1セット足りない。
2つめのショップから届いたのだろう。
まあ、これでブリッジの再調整に挑戦できる。失敗してもやり直せるから。
というわけで、アカシアのコンサートウクレレのブリッジを削り直した。
まずはサドル接地面がきれいに削れていなかったのでやり直す。チューニングメータで見ると、オクターブピッチが高くなるので、テナーウクレレのブリッジを見習って弦が接する面(頂点)の凸山を斜めに削ってほんの少し前にずらしたら、ますます狂ってしまった。

テナーウクレレのブリッジは弦によって凸部分をずらしている。これを真似てみたら、かえって狂ってしまった

誰かがAmazonのレビューで「ブリッジを逆向きに付け替えたらフレット音痴が直った」と書いていたのを思いだし、そもそもオクターブピッチが高いということは弦長が短いってことだから、調整するなら弦長を伸ばす方向にやらなければいけないんだな……と、逆向きにつけてさらに調整したところ、嘘のようにオクターブピッチの狂いが直った。ほんの0.2~0.3mmくらいのことなのに、こんなに違いが出るのかと驚いた。
結果、チューニングの気持ち悪さは解消され、音も(プラシーボ効果かもしれないが)安定してきた感じがする。
うん、これでOKとしよう。これ以上はもう手を出さない。所詮5400円の合板ウクレレなんだから、驚くようないい音がしたらおかしいもんね。ウクレレの場合「いい音」の定義もよく分からないし。
最初に注文したブリッジとナットのセット。2セットのはずだから、これだとしたら1セット足りない ⇒Amazonで399円


追加で別のショップに注文したほう。どうやらこっちが届いたみたい ⇒Amazonで156円

ブリッジの1弦が触れている部分を斜めに削って、低くすると同時に後ろにずらした


命名 マメ子とまほたん


アカシア合板のコンサートウクレレは、音はともかく、姿は美しい。デザイン的には文句のつけようがない。
バインディングが施されているが、この<<<<<<<という模様を「ヘリンボーン」(鰊の骨)と呼ぶことを初めて知った。聞いたことはあるけれど、何のことだか気にしたことはなかった。
ギターでは一時期流行したが、この細かい象嵌をやる職人さんが足りなくなったので廃れたらしい。今は手作業ではなく、機械でパパッとやっているんだろうが、多少手間や材料費が余計にかかることは確かだろう。5400円のウクレレでここまでお洒落にデザインされて、しっかり製造されているのだから、十二分に満足ではある。

というわけで、このウクレレにも名前をつけることにした。
アカシアだから順三(明石順三)……とも考えたけど、イメージが違うかな。アカシアはマメ科の広葉樹だから、マメ子にするか。
ついでにテナーウクレレのほうはマホガニー単板だから「まほたん」でいいか。マメ子&まほたん。女のデコボコ漫才コンビみたいでいいんじゃない?

マメ子の12フレットポジションマーク。お洒落だわ



口輪のデザインもシック



こちらはまほたんの口輪。貝殻の象嵌で、これもきれい。バインディングはないけれど、横裏も含めてボディはマホガニー単板。こちらは素材で勝負



まほたんのポジションマーク。控えめに木材が象嵌されている



まほたんのお洒落ポイント。ここの縁がこんな感じに処理されている
マメ子は小さくてお洒落だけど、喋りが今ひとつ。まほたんは大柄で大らかな性格。声もでかいけれど大味。
……ろくなコンビじゃないような……。
でもまあ、優等生コンビじゃないところがずぼらなセンセの相棒としては似合っているかな。


これはまほたんの妹分(コンサートサイズ)。マホガニー単板で素材はいいし作りもていねい ⇒Amazonで7900円

表板がマホガニー単板で音の抜けがよいウクレレ。ソプラノ/コンサート/テナー3種あり ⇒Amazonで5900円~7650円

表板にトウヒ単板を使ったウクレレ。コンサート/テナーサイズ。 ⇒Amazonで8500円~8800円




表板がアカシア単板のウクレレ。ピックアップ内蔵タイプは1000円高いが、チューナー機能があるので、チューナーの値段だと思えば安いし、便利。コンサートサイズ、ピックアップ付きは9600円。他にも各サイズあり。お勧め ⇒Amazonで8600円~

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