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のぼみ~日記 2015

2015/10/31

寒くなってきた


朝晩ずいぶん冷え込むようになったが、まだももちゃんは履いてない。そろそろももちゃんや厚手の靴下と入れ替えしないと


寒くなってくるとのぼるくんがこんな感じで甘えてくることもあるが、邪魔

2015/11/03

夜中、玄関を出たらカミキリムシ風の昆虫がいた。虫もカエルも寒くなってきて動きが鈍くなっている

U字溝から脱出できず、力尽きて死んでしまったツチガエル。網で掬い上げたが時すでに遅し



復活の沢の分岐から先10mかそこいらのU字溝に、ツチガエルが落ちて出られなくなっている。なぜかこの場所に集中的にいる。他の場所ではまったく見ない。
何度も通って、救出した数は約40匹。ということは軽く数百匹単位でこのへんに棲息しているということだろうか。
ツチガエルは普段はほとんど目につかない地味なカエル。しかし、ジャンプ力がそれほどない小さめのツチガエルはU字溝に落ちると出られないから、コンクリートの上で寒さのために動けなくなり、死んでしまう。U字溝の中だと虫も来ないから越冬のための栄養もつけられない。
何匹か力尽きているのも見た↑

10mか20mだけでもいいから、自然の沢が1年中あって、横には水たまりがあって……という環境を維持できればいいのだが。

救出したツチガエル。かわず庵の庭に放す



来年はこの「ヘ池」にもいっぱいカエルが棲みつくはず



庭の隅とかにいっぱいカエルが冬眠しているはず



直売所に銀杏が出ていた。そういう季節なのね。でも、味が薄い。今年は出来が悪いのか



晴れた夜は放射冷却がきつい。ああ、また長い冬が始まるなあ


2015/11/04

最後の救出かな


U字溝を見に行ったら、今日はサワガニが死んでいた。サワガニが生きられる環境じゃないからなあ。



たまに見かけるが、そのうちこのエリアからは絶滅だろう



今日が最後かな。もう寒くてカエルも動けなくなっている




ツチガエルがどこでどうやって産卵し、越冬しているのか、未だに分からない。もしかすると、沢の下に地下水が流れている水路ができていて、そこでオタマのまま越冬しているとか?
適度に放置され、荒れたくらいの水辺のほうがツチガエルは生きていきやすい。きれいに掃除されたU字溝では当然何も生きていけないわけだから、このU字溝部分がいつも適当に泥や水が溜まっていることがツチガエルにとっては命綱なのだろう。

人と野生生物の共生はとても難しく、デリケートだ。




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「福島問題」の本質とは何か?


『3.11後を生きるきみたちへ 福島からのメッセージ』(岩波ジュニア新書 240ページ)
『裸のフクシマ』以後、さらに混迷を深めていった福島から、若い世代へ向けての渾身の伝言。
複数の中学校・高校が入試問題(国語長文読解)に採用。大人にこそ読んでほしい!

第1章 あの日何が起きたのか
第2章 日本は放射能汚染国家になった
第3章 壊されたコミュニティ
第4章 原子力の正体
第5章 放射能より怖いもの
第6章 エネルギー問題の嘘と真実
第7章 3・11後の日本を生きる

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裸のフクシマ  『裸のフクシマ 原発30km圏内で暮らす』(講談社 単行本352ページ)
ニュースでは語られないフクシマの真実を、原発25kmの自宅からの目で収集・発信。驚愕の事実、メディアが語ろうとしない現実的提言が満載。

第1章 「いちエフ」では実際に何が起きていたのか?
第2章 国も住民も認めたくない放射能汚染の現実
第3章 「フクシマ丸裸作戦」が始まった
第4章 「奇跡の村」川内村の人間模様
第5章 裸のフクシマ
かなり長いあとがき 『マリアの父親』と鐸木三郎兵衛

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