モリアオに会えない

堰堤にモリアオがいることはほぼ間違いない。ただ、数が少なそうだ。
もしかして、堰堤に続く林道周辺にも産んだりしていないだろうか？
川内村では、湖沼が減って産卵場所を失ったモリアオが、国道の脇に産んだりしていた。そういう苦し紛れの時期も過ぎて、ほぼいなくなってしまったのだろうか。

少し小まめにチェックしようと、今日もまた堰堤までの林道を走ってみた。
まずはマムシ沼から。
いないなあ、やっぱり。
ここはやはり水温が上がらないのだろう。

この場所は決してモリアオの生息適地とは言えない。基本的には堰堤だしね。でも、泥が溜まっていて水量があまりないから、はじっこのほうではオタマが生きていけるのかもしれない。大雨で流されたりしそうだが。

むしろ上流側に生き延びているような気もするが、林道から見える範囲では卵はない。

しかし、いることは間違いない。最後の棲息地かもしれない。

面白いことに、方舟組のトウキョウダルマガエルは固定されていて、オオカミ池に行かない。
ひときわでかいのが命名ザキヤマで、オオカミ池組のも合わせて、今のところこいつ1匹だけがひときわでかい。だからすぐに見分けがつく。
でかいくせに、他のチビダルマたちより臆病。臆病だけどひょうきんな仕草をよく見せる。
方舟にザキヤマとダルマ三兄弟がすっかり定住している。ザキヤマはいちばんでかい（しかも今のところ自分と同じくらいの大きさのは他にいない）のだから、堂々とオオカミ池の主になればよさそうなものなのに、なぜ方舟にいるのだろう。
方舟のほうが寒いし狭いし、居心地悪いと思うだがなあ。