のぼみ~日記 2015

2015/03/21の3

日光杉並木にはなぜかラブホが必ずある の巻


Googleマップで見ると、この少し先、日光杉並木の脇に「アリスのたまて箱」という名前のラブホテルがあることになっている。
前から不思議に思っているのだが、日光の杉並木には必ずラブホがある。
例幣使街道沿いには文挟に「ひぐらし」という古い戸建て式のラブホがあるし、その先、明神地区にもキング、R2、ウィンザー……と並んでいる。
日光街道側にも、TOMOZOベーグルがある杉並木の入り口にはセシールというかなり目立つラブホがある。しかもそこは特別史跡および特別天然記念物としての杉並木寄進碑がある場所だ。
昼間はひっそりとしていてそれほどは目立たないが、夜はまっ暗な杉並木通りに突然ラブホの看板が現れるので、ちょっとびっくりする。
建設を許可するにしても、純和風建築で店名も和風じゃないと許可しない(芭蕉の奥の細道に出てくる句に使われている単語で統一する)とかすればよかったのに、こういうところがダメだなあと思う。行政のゆるさもひどいが、住民の意識も低すぎる。せっかく「日光」という世界ブランドを持っているのに、生かされていないのだ。

で、地図を見るとそのラブホの裏側には住宅地があるようだし、どんな感じなのかと覗いてみた。


特別史跡・特別天然記念物である杉並木に建つうらぶれた看板


これが、文挟にある「ひぐらし」風に、「ひのひかり」「青葉若葉」「ふたあら」「やまあらし」「けごん」なんて並んでいれば、まだ楽しめる?かもしれないのにね


杉並木の北側にはのどかな田園風景が広がっていた


もうすぐここで一斉に田植えが始まるはず

ラブホテル裏側の住宅地は別荘用分譲地のようだった。空き区画がいっぱいで、家はぽつりぽつりとあるだけ。我が家も似たような塩漬け区画が目立つ分譲地の中にあるのだが、この分譲地は入るのにどうしてもラブホテルが複数並んでいるこの道を通らなければならない。住んでいる人たちは変な感覚だろうな。

このへんにはこうした分譲地があちこちにある。投機目的で買った人たちがたくさんいるから、デベロッパー側はぎりぎり売り抜けたのかもしれないが、うちの分譲地などは売り出し直後にデベロッパーが倒産している。
全国で調子に乗って山を切り拓き、バブルがはじけて投資額を回収できなくなってつぶれるというパターン。この国のいちばんいけない(美しくない)精神風土。
おかげで、雑木林や池沼があっという間に消えていった。うまく残しながらの開発であれば、今頃、その自然が地域にとっても住民にとっても大きな資産になっているのに。

帰り道、久々に薫風堂に寄ってパンを少し買った。
薫風堂の隣りは飲み屋のような建物だが、ここも知らないうちに「無垢里」と名前を変えて和風の食事処になっている。
要チェックだな。


久々に寄った


薫風堂の隣にある食事処「無垢里」 今度入ってみよう


メニューが外に出ていたのでメモ代わりに……900円(税込)の定食がよさそう


その後、コメリのはす向かいに稲荷神社がある……と、これもGoogleマップで見つけたのでチェック


ここは前にチェックしていて忘れていただけかもしれない。なんとなくデジャヴ

その後、やはりGoogleマップに載っていた「楓」という蕎麦屋を、場所だけチェック。さすがにハッピー食堂の後では「蕎麦は別腹」と言って食べるわけにもいかないので、ここも今度また。

イタリアンの「トライフル」のそば。住宅地の一角なので、今まで知らずに通り過ぎていた


その後、帰ろうと思って迷い込んだ林道。ここはかつて初代涼風号で来たことがある道だ、と気づくまでに時間がかかった



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