iReal Pro　+　Apple TVで楽器練習

さて、Apple TVを買うきっかけにもなったiReal ProというiOS（iPhoneやiPad、iPod touchのOS）用アプリのこと。
最初はこういうものを探していたわけではなく、iPadで作曲メモを作るための超シンプルなDTMソフトを探していたのだが、関連でこれを見つけてしまい、先にこっちを試してみたという次第。
ジャズのセッションなんかを楽しむために、超定番のスタンダード曲くらいはコードを覚えておくとよいわけだが、EWIをやるようになってからは、伴奏に回る必要がなくなったので（単音楽器はそこが気楽だね）、伴奏があれば練習できる。
で、今までは、ネットで伴奏のMIDIデータを入手し、それをMIDI音源で鳴らしつつMP3に変換して、それをSDカードに入れて、テレビに挿入して再生する……というとっても面倒くさいことをやっていた。
ところがこのアプリは最初から数千曲のデータが用意されていて、いろんなスタイルで伴奏してくれる。
テンポや移調も思いのまま。コード進行の編集も可能。白紙から編集してオリジナル曲用の伴奏をさせることも可能。
しかもコード譜が画面に出るので、譜面集もいらない。
こんな便利なものがあったのか……と感心したのだが、ミュージシャンはみんな知っていて、あたりまえに利用していたのだった。
これを使うためにガラケーからiPhoneに変えたというミュージシャンもいた。別にiPhoneじゃなくても、iPadやiPod touchでもいいのに……と思うが、まあ、それはそれで……。
それにしても、あ～、今までアホみたいだったなあ。

こんな風に使う↑　（最後まで再生すると、ちょっとしたオチも見られますよ）


↑アンドロイド版もある

1日遅れでこんなものも届いた。
今度、親父のフルート発表会でギター伴奏を頼まれたのだが、会場に音楽用のPAはありそうもない。となると、アンプ（ランチボックス）持参か？　しかし、ランチボックスにはリバーブが内蔵されていない。アンプの他にいつも使っているZOOMのペダル式エフェクターを持っていく気がしない。荷物はできるだけ少なくしたい。
ギターの内蔵プリアンプにリバーブも組み込まれていればいいのになあ……などと、あれこれ考えているうちに、いっそちっこいリバーブマシンを買って一緒に持っていくのがいちばん安上がりで簡単・確実なんじゃないかと思いついた。
で、買ってみたのがこれ。いちばん安かったから。

Crafterにつないでミニアンプから音を出しただけだが、音質はまあまあ。ギター用なら十分使えそう。ただ、EWIにつないだら、なんだか音質がモケモケになってしまった。相性がよくない。
まあ、EWIはリバーブ内蔵だから、目一杯内蔵リバーブかければ素のアンプでもけっこうOKなのよね。

ベリンガーはドイツのメーカーで、とにかく安いのが取り柄。安いわりにはそこそこ音がしっかりしているし、製品のしっかり感がある。Crafterのギターみたいなものだな。安くて丈夫でしっかり音が出る。
ラインミキサーを買ったことがあるのだが、エフェクターは初めて。他にもいっぱい出しているが、もうこれ以上音楽関係の機材は増やしたくない。録音時はほとんどソフトエフェクターでいけちゃうものなあ。


中身はもちろんデジタルなのだが、つまみ類とか操作系は完全なアナログ。リバーブの種類を切り替えるつまみはノッチさえなくてくるくる回ってしまう。
セッティングを記憶することもできないし、ペダルはON／OFFのみで、リバーブの種類を切り替えるとかもできない。でもまあ、このシンプルさが安心感にもつながるかな。

というわけで、持っていくのは↓この３つになりそう。

で、本当はこのiReal Proではなくて、⇒このSymphonyProというソフトを購入してみようと思ったのだった。
知ったのは⇒このサイトで。
iPadで本格的な音楽制作をやるわけじゃないので、あくまでもメロディのメモ代わり。このソフトならコードも合わせられるし、譜面として残るからよさそう。
でも、その前にiReal Proを買ってしまったので、まだこれはダウンロードしてない。これからやってみるつもり。