のぼみ~日記 2015

2015/02/06

ヘッドライトのレンズ磨き


上がbefore 下がafter
フロントガラスの割れ修理のついでにやってもらったヘッドライトのレンズ磨き。両方で2000円+税。
かなりきれいになった。今までは傷だらけで白く曇っていたのだが、パッと見ただけでは普通にクリアに見える。
これで2000円は安い。

ブヴロンのパン小屋は明日から休みだって

夕方の散歩。復活の沢の入り口にちょっと引っかかっている落ち葉を掃除して、もうだいぶ日が傾いていたけれど、yossyの新居を見に行った。
何時も庵に行くルートなのだが、山の中の道が雪で危ないのが分かっているので、遠回りだけれど県道を通っていく。
それでもところどころ、林の影になっているところでは雪が残っていてしかもガビガビでおっかなかった。

その後、素直に帰るかブヴロンのパン小屋まで行ってみるか悩んだが、結局行ってみた。


大沢方向に向かったときはここを左折


知る人ぞ知る……パン屋じゃなくてパン「小屋」というのもよく分かる


お、フランスパンが残っている。ラッキー


明日から1週間休みなんだって。2月だからねえ。今日来てよかった


白パンどうぞ、と出されて、むしゃむしゃと2切れ食った


この手のロールサンド、どれもおいしい。晩飯に……


かなり天然系の店主。父上は「日本一標高の高い中古レコード屋さん」店主だと今日知った

日光を再び外国人滞在型観光地にするためには


このお店はほんとうになんというか……奇跡のような店で、存在自体がすごい。
ブヴロンのフランスパンをひとりでも多くの人に食べてもらいたいな、と、素直に思うのだ。車で日光に来たら、わざわざ寄ってみてもいいんじゃないかな。お店を見つけること自体が一種のアドベンチャーゲームみたいなもので、楽しい思い出になるかもしれない。

で、寒い中、涼風号MarkII(冬季は改め、寒風号)を停めて立ち話。
そこで、板荷から小来川に向かう道沿いにある「SPACE riverhouse」という宿のことを教えてもらった。
外国人が外国人旅行者向けにやっている小さな宿らしい。
これは知らなかったなあ。
冬季はお休みらしい。3月末から。

日光はそもそも外国人がその魅力に魅せられて、滞在型のリゾート地として人気が出て行ったという歴史がある。
ところが今は東照宮を見てUターン……になってしまっていて、宿泊施設はどこも寂れてしまった。
原因は……日光の人たちが日光の本当の魅力を理解せず、数多ある日本国内の他の観光地を真似てしまったからではないか。

日光観光に来る海外からの観光客を「滞在型」に変えていくためには、いくつもの改革が必要だと思っている。
日光に住んでみて分かったのだが、外国人観光客が日光の魅力を楽しめるような工夫がほとんどされてない。
東照宮とか、有名スポットの中に英語の看板があるだけで、外国人観光客の気持ちになっての深い「おもてなし」ができていない。
特に、あんまりお金を持っていないバックパッカーみたいな単独の旅行者は、泊まるところも移動手段も極めて限られている。だから、東照宮を見ただけですぐに他の場所に移ってしまう。彼らがもっと自由に長期滞在できる仕組みや施設が必要だ。
日光ゲストハウス 巣み家 -Sumica- などはとてもいい試みだ。
でも、まだまだ足りない。今市あたりにカプセルホテルを作るとか、免許がいらない電動アシスト自転車のレンタル店や充電スポットをいくつか作るとか、自由度の高い、ビビッドなインフラ整備が必要だ。
さらには、外国人ツーリストと地元の人がお茶を飲みながらお喋りできるコミュニケーションカフェとか、地元のおばちゃんたちが惣菜や和菓子の作り方を教える体験教室とか(英語を知らなくても、英語版のレシピを見ながら身振り手振りで教える)、地元のミュージシャンとサクッとジャムセッションできるお店とか、そういうの、じわじわ増やしていきつつ、日光山内から今市や鹿沼に人が流れていくようにする。
そうすれば、「いいところだな。もっと面白いものを見つけられそうだから、もう少しここに滞在しようかな」って思う旅行者が出てくるはずだし、今市周辺の経済や文化にもいい影響が出てくる。
そういう人たちの中から、いっそここに移住しようかな、なんて人も出てくるかもしれない。
この手法はなにも外国人旅行者だけでなく、日本人に対しても有効だ。
日光周辺は地価が驚くほど安いし、車さえあればとても住みやすい。
東京へのアクセスも、東武線があるからすごく楽。
東京近郊にいる人たちだって、箱根や伊豆に行くより、日光に行くほうが簡単かもしれない。
それに気づいた人たちが「定年退職後は日光に住むか」ってことになって移住してくる。
ひとりでやれることは極めて限られているので、地元の人たちをインスパイアして、少しでもそういう方向に動き始められたらいいな、って思っている。
日光の魅力は日光山内や奥日光だけにあらず。周辺の町も面白いし生活の場としてとても魅力的。
その魅力を維持するためにも、邪悪なものは寄せつけない、自然環境、特に「水」を守るという覚悟が必要だ。
しょーもない箱ものを増やすのではなく、昔からある宝物(自然環境、食文化、アートなどなど)を大切にして、世界中にもっと知ってもらう。
そのために少しずつ何かやっていきたいのだが、趣味でできることでもないし、ひとりでやれることは限られているので、なかなか大変だ。






のぼみ~日記は、動画も含めて、主にオリンパスのXZ-10とStylus1で撮っています
XZ-10は明るいレンズの使いやすいカメラですがすでに生産終了。もうすぐ新品での購入が難しくなります


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のぼみ~日記の写真は主にオリンパスXZ-10で、他にオリンパスStylus1、ソニー NEX-5R+SONY 50mm/F1.8 OSSなどでも撮っています


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