2014/07/02

姫水蓮が咲いた


方舟にはツチガエルが3匹棲みついている。
いつも煉瓦の上や縁に座ってじっとしている小柄なやつはジーコと名づけた。
この他に、2匹いる。いちばん大きいやつは臆病で、僕の姿を遠くから察知するとバタバタと水中やホテイアオイの陰に隠れる。これはバタコとでもしておこうか。性格の違いが面白い。
上の写真、煉瓦の上にいるのがジーコで、ホテイアオイの下に隠れているのがバタコ。

オオカミ池のヒメダカ。また卵をつけている


姫蓮がついに開花


これも、よく一冬持ちこたえたなあ


助手さんがいないので、あたしの仕事部屋に進出してきているのぼみ~


夜、階段の上で


おまえら、ほんとに仲がいいね

2014/07/03

まともな精神がどんどん殺されていく

2013年2月10日、NHK総合で夜9時のゴールデンタイムに放送されたNHKスペシャル「“核のゴミ”はどこへ~検証・使用済み核燃料」は素晴らしい内容だった。

核廃棄物最終処分場候補地として名乗りを上げようとした自治体の長に取材し、「とにかく金がほしい」「原子力政策にぶら下がって貧乏自治体の財政を建て直したい」というだけの思考回路を徹底的に暴く。
経産省若手官僚がトップにあてて提出した「経済産業省として六カ所を止めるべきと判断する理由」という提言書もすっぱ抜く。

番組最後に根元良弘キャスターがまとめた言葉。そのまま抜き出し。

政府は安全が確認された原発については、再開を認める方針です。しかしそれだけでいいのでしょうか?
原発を動かすことが、新たな使用済み核燃料を生み、核のゴミを増やすことを意味します。
原発の安全はもちろん大切ですが、核のごみ問題の解決に道筋をつけること。その両方が揃って初めて運転再開の議論ができるのだと思います。
もはや核のごみ問題から目を背けることはできないのです。
1年半前のNHKはまともだった。
今はどうか。
この変化こそ、日本が危機的な状況にあることを如実に示しているのだが、状況は日々、急速に悪化していき、もはや閾値を超えてしまっている。

この番組、今は⇒ここで見ることができるが、いつまであるか……。

ついでに、ぼうごなつこ さん の漫画もご紹介。

(http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/page-1.html)

彼女の漫画、ネット上でいちばん多く拡散されているのは↓これだと思う。

http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/page-5.html

これには後日談もあって、ついでだから……

これは当然だわね。

で話を元に戻すと、こんなのもある↓
集団的自衛権行使容認について 元自衛官から
私が反対している集団的自衛権とは、そういうものではありません。 日本を守る話ではないんです。 売られた喧嘩に正当防衛で対抗するというものではないんです。 売られてもいない他人の喧嘩に、こっちから飛び込んでいこうというんです。 それが集団的自衛権なんです。

なんでそんなことに自衛隊が使われなければならないんですか。 縁もゆかりもない国に行って、恨みもない人たちを殺してこい、 安倍さんはこのように自衛官に言うわけです。 君たち自衛官も殺されて来いというのです。 冗談ではありません。 自分は戦争に行かないくせに、安倍さんになんでそんなこと言われなあかんのですか。 なんでそんな汚れ仕事を自衛隊が引き受けなければならないんですか。 自衛隊の仕事は日本を守ることですよ。 見も知らぬ国に行って殺し殺されるのが仕事なわけないじゃないですか。

自衛隊はね、強力な武器を持ってて、それを使う訓練を毎日やっています。 一発撃ったら人がこなごなになって吹き飛んでしまう、そういうものすごい武器を持った組織なんです。 だから、自衛隊は慎重に慎重を期して使って欲しいんです。
私は自衛隊で、「兵は凶器である」と習いました。 使い方を間違ったら、取り返しがつきません。 ろくすっぽ議論もしないで、しても嘘とごまかしで、国会を乗り切ることはできるでしょう。 でもね、戦場は国会とは違うんです。 命のやり取りをする場所なんです。 そのことを、どうか真剣に、真剣に考えてください。
……しごくもっとも。こんな簡単なことを、ここまで噛み砕いて説明しても、未だに「面倒だ」と目を背ける大人がたくさんいる。





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