2014/03/29

「世界」は知っている。日本の自由が急激に侵されていることを

報道の自由が守られている順位。日本は59位で韓国より下
上の図は国境なき記者団(Reporters Sans Frontières [RSF])が先日発表した『世界報道自由ランキング』(Worldwide press freedom index) 最新版(2014年版)だ。
日本は2010年 17位、2011年 11位、2012年 22位、2013年 53位……と、3.11以降急激に順位を落とし、ついに今年は59位にまで落ちた。
評価は「重大なる問題(noticeable problems)がある国」だ。

これはアジアでは台湾や韓国より下。かつては人種差別国家の代名詞だった南アフリカ共和国や圧政で悲劇を生んだポーランドよりずっと下。
「東京電力福島第1原発事故の影響を取材しようとするとさまざまな圧力を受ける」とされて昨年大きく順位を落としたことに加え、特定秘密保護法の成立でさらに順位が落ちた。

日本が今、「世界」からは「報道の自由、表現の自由に重大な問題を抱えた国」と見られていることに対して、日本人は相変わらず何も気づいていないように思われる。

日本の報道の自由についてのコメントは以下の通り。
記者クラブの弊害とフリージャーナリストの排斥、東電の相変わらずの隠蔽体質、安倍政権が強行した特定秘密保護法案などに言及している。
Censorship of Fukushima

Arrests, home searches, interrogation by the domestic intelligence agency and threats of judicial proceedings – who would have thought that covering the aftermath of the 2011 Fukushima nuclear disaster would have involved so many risks for Japan’s freelance journalists? The discrimination against freelance and foreign reporters resulting from Japan’s unique system of Kisha clubs, whose members are the only journalists to be granted government accreditation, has increased since Fukushima.
Often barred from press conferences given by the government and TEPCO (the Fukushima nuclear plant’s owner), denied access to the information available to the mainstream media (which censor themselves), freelancers have their hands tied in their fight to cover Japan’s nuclear industrial complex, known as the “nuclear village.” Now that Prime Minister Shinzo Abe’s government has tightened the legislation on “state secrets,” their fight will get even more dangerous.

なんだか放射能汚染マップを思い起こさせる。セシウム濃度は放っておいても下がるが、独裁度数は上がっている。気がつけば赤く染まった国の仲間に?

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