秘密保護法案の憂鬱・戦慄

衆議院も参議院も自民党単独過半数なのだから、今の政権はどんなデタラメも強行できる。選挙の結果が出た段階で分かっていたこと。
担当大臣の森まさこ氏が、昨日も今日も生気を完全に失った蝋人形のように座っている映像がなんとも言えない。
彼女とは2012年元日の『朝まで生テレビ』で名刺交換し、少しだけ立ち話した。
福島選出。自民党の中では仕事ができる人材だと思うが、それが仇となって、結局はこうなってしまう。
あのときもたしか、あなたがいくら頑張ろうとしても、自民党の中にいる限りは上からの指示に従うしかないわけでしょ、というようなことを言ったら、ものすごく嫌な顔をしていたのが印象に残っている。
まさにそうなったな。
誰も止められない暴走機関車。しかも、乗客は暴走していることにさえ気づいていない。
危険人物に圧倒的な数の力を与えればどうなるか、分かりきったことなのに。どこまでこの国は馬鹿なのか。

急速に戦前の日本に戻っている今、毎日正気と健康を保つことがどんどん難しくなる。
風邪をひいて調子が悪いこともあるのだが、ほんとに疲れている。

昨日あたりから月と金星が接近しているという。夕方、助手さんに促されてベランダに出た。なるほど、月と金星だけがしっかり見える。でもシャッターチャンスはもう終わっていた感じで、どんどん暗くなり、いい感じの写真は撮れなかった。

で、部屋に戻ってパソコンを開いたら、もうTokoさんが予告編を作ってWEBにUPしていた。
これにはびっくり。
家に戻ったばかりのはず。一体どこにそんなエネルギーが残っているのか。

クラウドファンディングがもうすぐ（あと2週間で）終わってしまうので、なんとか映画の概要を伝えることでもう少し支援を得たいと言っていたけれど、まさかこんなに早くやりとげるとは……。仕事ができる人なんだなあ。

その予告編は次のページでどんと自動再生させます。⇒ど～ぞ