2012/06/20

 ついに天井も張り上がって、今度こそ完成

台風一過、追加のサワラ板が到着。一気に天井張りを終わらせた。
天井は意外と楽。屋根裏の桟が均等にあるから、下地を作らなくてよいのだよね。首がちょっと疲れるけれど。

いいねえ。全部板張りってのは


のぼるがさっそくチェックに来た


それは2トラックオープンリールテープレコーダーっつうのよ。引退してるけど必要


ドアの外から


あの角材飛び出している部分はよっぽど切ってしまおうかと思ったのだが……


なんのつもりなんだか……


やっぱり天井を張ってよかった。これでもやもやしなくて済む。
でも、越後時代のことを思い出すと、ちょっと不安にもなった。
12年間かけて、少しずつ少しずつ、大きな家の壁を全部杉板張りにした。越後の家は、一階が8畳×2+7畳半。二階も同じく8畳×2+7畳半の6部屋あった。そのすべての部屋の壁に全部杉の無垢板を張り終わってしばらくしてから10.23(中越地震)が来て、家が丸ごとつぶれた。
壁張り作業をしていると、あのときのことをどうしても思い出す。
よ~し、これで張り上がったぞ、という達成感と、それが一瞬で瓦礫の山になったときの虚脱感と。
全部仕上げないでおいたほうがいいんじゃないか、という思いもよぎった。
完成させると、次は壊れるだけなんじゃないか、と。



越後時代の想い出 のぼるみたいな猫も写っているねえ。これはお向かいの大淵さんちの猫。たまにうちに上がりこんでいた


そういう意味では、今回の壁張りはトラウマ克服、リハビリということでもあったのかな。

↑これが……↓こうなったのだから、すごいね


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