阿武隈日記　07/05/07の2

数日前に上流の少し流れが溜まり気味のところで岩魚の稚魚を１匹だけ見かけたので、まだいるかな～と、確認しに。いたいた。
で、この子を「ラストくん」と命名し、山葵池に移そうと思って笊ですくったら、もう１匹入っていた。
でもよく見ると岩魚じゃない。なんでしょう、これは。ヤゴでもなさそうだし。脚が６本だから昆虫類でしょうね。

で、日没前にもう一度だけ池に遊びに行ったら（今日だけで何回見ているんだろ）、実に驚愕すべき光景に遭遇。この写真の左下にいるんですけど、分かりますかね。分からないですね、これでは。手前の朽木の左端のさらに左10センチあたりのところ。

これで分かりましたかね。カエルが二匹、重なってます。愛の営み中。

アオガエル（モリアオガエルだとしたらまだ大きくなりきっていない？）の目に小さな枯葉がペタッと張り付いていたので、逃げないようにそっと剥がして撮り直し。二匹とも恍惚としているのか、全然動かない。

上のやつはどうもタゴガエルというやつではないかしら。ネットで調べていると、４～５月くらいに、沢の石の下などに産卵するらしい。この二匹は鳴いていなかったけど、いつも沢の岩陰で見かけるのはこいつで、鳴き声はググッ、ゴゴッという地味な声。声からしてもどうやらタゴガエルらしい。
でも、下にいるのは明らかにアオガエル。シュレーゲルかモリアオかはこの写真からは判別が難しい。このへんのモリアオガエルは真っ青な無地タイプで、目も赤くないから、ますますシュレーゲルアオガエルとの区別が難しい。
どっちにしてもこれは禁断の愛でしょ。実らない恋でしょ。ダメでしょ。

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