阿武隈日記 06/05/10

A200 を持ってお散歩

今日はコニカミノルタA200を持ってお散歩。これは花の写真などは色がきれいに出て、なかなかの名機ぶり。撮像素子も2/3型で大きめ。ただ、800万画素はやりすぎ。
欠点はAFがお馬鹿なことで、ちょっとでも暗いところやマクロ撮影で、なかなかピントが合わない。


ぽやぽやと咲いている沢の向こう側に見えるヤマザクラ。こういう写真は難しい。
DateTime - 2006:05:10 14:10:20
1/160秒、F3.5、ISO50、f=19.9mm(35mmFilm換算で77mm)

1/400秒、F3.5、ISO 50、50.8mm(35mmFilm換算で200mm)、マクロモードで撮影
A200のマクロは広角端か望遠端のどちらかでしか使えないという設計。マクロ撮影するときは、レンズのズームを固定してからレンズの筒横にあるストッパーを「マクロ」側にするという分かりやすい操作。
ズームリングが完全手動なのも含め、こういう操作性は抜群にやりやすい。小さいカメラではこうはいかない。
1/250秒、F3.5、ISO-100、35mmFilm換算で200mm、Macroモード

1/250秒、F3.5、ISO-100、35mmFilm換算で200mm、Macroモード
ただし、マクロ撮影時にピントが合わないことが多く、イライラさせられる。しっかりピントが合ってさえくれれば、このようにシャキっとしたきれいな写真が撮れるのだが。
これは赤外線補助光を装備していないことが一因。このクラスのカメラで補助光なしというのは信じられない。非常にもったいない設計不備。それさえ備わっていれば、A200は製造中止後も長い間名機の評判を保持し続けられただろう。
メディアの取材現場でもよく使われていると聞いた。ズームリングが手動ですぐに対応できるし、液晶モニターが可動式で、頭上に掲げて人の頭越しに被写体を狙うときにも威力を発揮するからだろう。


一つ前の日記へ一つ前の日記へ    目次へ     次の日記へ次の日記へ

★タヌパック音楽館★は こちら

『デジカメ写真は撮ったまま使うな! ガバッと撮ってサクッと直す』(岩波アクティブ新書)  ご購入はこちらから