ガバサク日記 06/10/10の3

物撮り(ぶつどり)大作戦(4)

岩魚の甘露煮は、商品写真だけではあまりに地味になるので、どうしても食卓にのったところの写真が必要。こんな感じで撮ってみた。
商品単独では華がないということで、周りにいろいろ並べすぎた?
少し切り取ってスッキリさせて、撮る角度も変えてみて……↑
でも、なんか食欲がわかないような。いっそ、ご飯をつけますかね↓
う~~ん。どうなんでしょね。
次は岩魚の寒風干し。これは実際に食べてみたところ、いけました。少なくとも真空パックになっているところだけ見ているよりははるかに美味に見えるでしょ↓
これも、「料理の写真は大きく切り取れ!」という鉄則に従って、トリミング↓
葉っぱ類は全部庭から調達してきたもの。
さて、最後は蕎麦。写真撮影用に一束、生ゆでのものを用意。固めにしておかないと写真写りがシャキッとしないので。
蕎麦猪口、蕎麦徳利、徳利の袴などは全部100円ショップで購入したもの。
実はこの蕎麦猪口、なぜか底に大きな穴が空いている。つまり液体を入れる容器ではないということ。では、何のためのものなんでしょね。植木鉢にしては小さすぎるし……。不思議。
底に穴が空いているため、実際に汁は入れられないし、空っぽでも穴が写るような角度では写せないしで、苦労した。
で、これも鉄則に従ってトリミング↓
これがベストショットかな。


いやしかし、商品写真撮影はかくも大変なことなのかと実感。商品写真専門のカメラマンは、毎日こんなことしているんだわね。写真といっても、これはまったく別のジャンルだなあ。
物撮りはカメラの性能より、照明が命。写真撮影専用のライトは数万円するから、アマチュアはそうそう気軽に購入できない。今回は2980円で買ってきた蛍光灯1本だけで撮影したわけだが、そこそこ撮れるということが分かった。
次回は人形を撮ることになるだろう。来年かな。


一つ前の日記へ一つ前の日記へ    目次へ         次の日記へ次の日記へ

★タヌパック音楽館★は こちら

狛犬かがみ A Complete Guide to KOMAINU 『狛犬かがみ』(たくき よしみつ著、バナナブックス)狛犬とはかくも面白く、奥深きものだったのか! 128ページオールカラー、写真点数400点以上! 現代に失われた浪漫がここにある。
詳細はこちら
ご購入はこちらから