阿武隈日記 06/08/10の2

ブッチ氏宅訪問(2)


板張り&漆喰壁のトイレ
ハウスツアーにはすっかり慣れているようで、トイレもお風呂場も夫婦の寝室や書斎までくまなく案内していただいた。
原人村にもいたことがあるそうで、池田さんやマサイ&ボケ夫妻とは仲間。
獏の人たちはみんな自分で家を建てるのがあたりまえと思っている。材料も極力廃材などを入手してくる。
マサイ、獏工房、ミレットファーム……みんな家は自分たちで作っているが、家の出来映えが家主の性格を表していて面白い。
ブッチ宅は仲間内でも全員、異口同音に「あそこがいちばん凝っているし、出来もいい」と誉める。
下手な大工さん、左官屋さんより仕上げがきれい。
お風呂の焚き口。薪はこの村での基本。

お風呂。タイルがきれいに敷き詰められている。漆喰壁に埋め込まれたデザインタイルはブッチ夫人のオリジナル。
ブッチ宅はいつも「建築中」で、永遠に完成を見ないのではないかと思われるほどだが、「トイレとお風呂場だけは完成」なんだそうだ。
安く仕入れた中古のアメリカ製洗面器をしつらえた洗面台。水栓金具などが全部国産とは規格外で苦労したとか。

階段の手すりなども凝っている。右側の壁面はまだ「工事中」。多分、相当先まで工事中のままかも。
二階にある書斎。壁や屋根が直角に交わっていないので、工事は大変だったはず。壁はここもまだ一部「工事中」。

2階の部屋

二階には猫がいた。昼寝を邪魔されて少しムッとしている様子。
さらにその上にロフトがある。ロフトへの階段。で、これがロフト↓
きれいにしてあるなあ。うちだったらとっくにがらくたとゴミであふれかえっているだろな。

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