阿武隈日記　05/07/29

沢にはほとんど毎日降りていって、なんやかやと遊んでいる。石を並べかえて流れの向きを変えてみたり……。そんなことをしていると、たまにイワナの稚魚みたいなのが上流から流れてきたり、沢の脇を野ねずみが走っていったりする。

ついついいじりたくなる、最高の遊び場。

浅い沢なので、長靴を履いていれば川の中をたどっていくこともできる。少し上流に上ってみるとこんな景色。でも、上流に行くに従ってゴミが目立つのは興醒め。村の人たちはどうもゴミに無頓着。きれいな水を守りたいという気持ちが薄いのかなあ。あまりに恵まれていると、ありがたさが分からないのだろう。

沢のそばで見つけた蜘蛛。どっちが頭か……下を向いているみたいね。

すぐそばでは、オニヤンマが沢に何度もお尻をつけて産卵をしていた。暗くてよく撮れない。しかもこういうときに限ってバッテリー切れ。

夜は窓が蛾の標本箱みたいになる。これは家の中まで入り込んできたやつ。

翌日の夕方、あたり一面アキアカネの大群が乱舞。さすがにこれはうまく撮れない。

それでも頑張って空を見上げながら撮っていたら、そのカメラにもすかさずとまる。

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