2011/12/11 

 怒濤の狛犬ツアー(2)あっちもこっちもお祭り


朝8時過ぎに、鹿嶋神社境内で開会式。ここは小松寅吉が彫った狛犬の最高傑作(明治36=1903年9月建立。「福貴作 石工 小松布孝」)がいる。2社めは棚倉町八槻の都都古和気神社。
ここには天保年間の大傑作、小松利平作と推定される狛犬がいる。天保11(1840)年建立。
今日は例大祭で、いつもは誰もいない神社には屋台が並んでいた。まだ朝早いので参拝者もいないところにバス2台が到着して総勢約50人がぞろぞろ降りてきたので、屋台の人たちはびっくりしていた。

え? なんの集団? とびっくりする屋台のおばちゃん


お目当ての狛犬は屋台のテントに挟まれていた

バスの中でも僕はマイクを握って喋りっぱなし。
高遠藩から脱藩してこの福島の地に工房を構えた小松利平という石工が、いかにすごい腕とセンス、そして常識にとらわれない自由な精神の持ち主だったかを力説。

都都古和気神社を後にしたバス2台は、鮫川村に入り、熊野神社へ。
小松寅吉が残した3対の飛翔獅子のうち、2番目(明治31年11月建立)がある。
ここも例大祭の打ち合わせで地元の人たちの車が何台も停まっていた。
集会所から宮司さんが出てきて挨拶。

「私などは罰当たり神主で、子供の頃はこの狛犬にまたがって遊んでおりましたが、そんなにすごい狛犬だとこの歳になって知りまして、これからは悔い改めて大事にしていきます」
とのこと。

熊野神社の狛犬の台座を覗き込む宮司さん

次は古殿町へ。すでに白河市⇒棚倉町⇒古殿町、と、これで自治体3つ目。
古殿八幡に行く前に、「おふくろの駅」でトイレ休憩。お茶が配られる。



産直品を買い込む人もいた。それにしてもバス2台で乗りつけるのは気分爽快


古殿八幡の狛犬(昭和5年建立。小林和平)前で全員記念撮影
この写真は送料込みで600円だとか

次は早くも5社目、石川町の石都都古和気神社へ。
ここは和平ファンにはいちばん人気のある親子獅子。石川町では、水郡線開通70周年記念イベントというのをやっていて、町役場の人が迎えてくれた。
水郡線のイベントとどうリンクさせるのかよく分からないが、僕が昔、デジタルストレス王に書いた文章をコピーしたものを配っていた。


狭い山道口に50人がぞろぞろ入ってきた図

御仮屋の狛犬も見て、次に行こうとしたとき、道沿いの酒屋さんから呼び止められた。
我が家にも小林和平の彫った大黒像があるからぜひ見ていってくれという。
思いがけないおまけが付いた。

酒屋さんにあった和平作と伝えられている大黒像。大正年間の作品だった。銘はない


きつねうち温泉に移動して昼食


1000円のお弁当。おいしかった


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