11/01/19

 iPaD vs アンドロイドタブレット


助手さんの席が空いているので、シロが占領。
シロの頭の中では、座席順位というのができあがっているらしい。
1位はあたしの椅子、2位が助手さんの椅子、3位が自分の?椅子。空いていると、この順位の高い順に乗りたがる。
その順位を無視して移動するときは、人間に近づきたいとき。食卓のあたしの椅子にいても、あたしが仕事机に向かっていると降りてきて膝に乗ってくる。相手にしないと、仕方なく、いちばんそばの椅子(自分の?)に乗って寝る。

うり坊はやはり全員死んでしまったらしい。ハンターが離した犬を連れて連日うろうろしていたので、撃たれたのかもしれない。
うり坊のねぐらのあたりを、ジョンは今日も掘っているが、気配が消えてもうだいぶ経つ。
アンドロイド端末の話を書かないかという打診があり、それでは……と、中国製iPaDもどきを買ってみた。
CPUは1GHzでアンドロイド2.1搭載。7インチのタブレット。
まだ日本製のアンドロイドタブレットはほとんど出ていないようで、ネットで検索すると中国製ばかりがヒットする。
これは1万1000円だった。
普通に動く。iPaDの質感とは比べるべくもないけれど、まあ、動くよなあ……というところ。
なんの感動もない。
アンドロイドマシンならiPaDにできないこともできるのではないかという期待があるのだが、多分、製造者にそういう気概がないのだろう。iPaDに似ていればいい、という安直な発想で作っているだけ。
普通にAV出力がついているだけでiPaDに勝てる部分ができるのに、ついてない。
これで何をするというのか……。まあ、USB端子とSDカードスロットがついているので、iPaDのような閉鎖系よりはマシだが、なんとも中途半端。
じゃあ、スマートフォンなら使えるのかというと、それもまた疑問。
本を読むには小さすぎるし、電話と切符代わりとしては大きくて邪魔。
ケータイは小さく、タブレットは大きく。仕事はデスクトップでやって、出張や旅行にはノートPC……でいいんじゃないだろうか。
デジタルツールに縛られているような生活って息苦しい。
これをするためにこの道具……ではなく、この道具が出たから使わなくちゃ……みたいな感じがあるのよね。それは疲れる。
写真はちゃんと撮りたいからアナログ部分(つまりレンズ)にお金がかかっているデジカメを使う。
町歩きは身軽にしたいから、なるべく軽いケータイでお財布・電話・短文メールができればいい。
居間のソファや寝床で横になって電子書籍を読んだりYouTubeを見るのは、画面が大きめのタブレット。
音楽は、本気で聴くならデスクトップからオーディオに電波を飛ばして、電車の中なら掌に入る小さなMP3プレイヤー。
そういう使い分けをしたほうがいいんじゃないかしらと思う。



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