10/11/19

 ホイール到着

注文しておいたスタッドレスタイヤ&ホイールが届いた。
入れ替わりに、ヤフオクで売れた今までのタイヤ&ホイールを発送した。
BORBETホイールとタイヤのセットは、1万6600円で売れた。落札したかたはお買い得だったと思う。業者であっても、転売してそこそこ利益が出るのではないかしら。

入れ替わりで購入したのはこんなホイールがついている。ホイールもタイヤも新品。売ったやつは195/65/15だったが、今度買ったやつは205/55/16で、夏タイヤ(販売時についていたサイズ)と同じサイズ。

さっそく装着してみる。
買っておいたホイールセッティングボルトが活躍。こんな感じで、2本、対角線上のボルトを外したら、セッティングボルトを手でねじ込んでおく。
これで、ボルトを全部外したとき、いきなりドスンとタイヤが落ちることはない。

対角線上につけるのがミソ


ボルトも購入した。純正ボルトとかなり形状が違う。
今までのタイヤは、高速でぶれたのだが、原因の一つは、ボルトが合っていなかったからかもしれない。
純正ボルトでもついたのだが、ピッタリ合っていなくて、センターがずれていた可能性がある。
ハブ穴も、今まではプジョーの62mm?より大きかったから、ボルトが違うとセンターが甘くセットされていたのかもしれない。
純正ボルトはナットの径も違う。ボルトのネジ部分は二段構えみたいになっている。このボルトで無理矢理スタッドレス用の社外品ホイールをとめていたのが失敗の元だったような気がする。ネジの山も一部つぶれているように見えるし……。
今度買ったところは専門業者で、最初からボルトのことをちゃんと注意点として告知していたので気がついた。念のため、1本外して写真に撮って見せたところ、「やはりこれでは合いません」と指摘され、ボルト16本も購入したのだった。
このボルトも、ネジの径とピッチによっていろいろある。プジョーのはM12×1.25というタイプで、アルファロメオなんかと同じ。ベンツやワーゲンとは別。
いろいろ知らなければいけないことがいっぱいあるのね。

タイヤを外した後、セッティングボルトをガイドラインにしてタイヤを装着


この2本のおかげで、圧倒的に作業が楽になった


左が今回買ったホイールとタイヤ、右が純正のホイール


こんな感じ。ちょっと線が細く、華奢な印象になったけれど、デザインを選べるような余裕はないから満足。
試走したが、いい感じだった。
これは、ホイールとタイヤ4本のセットで74300円(税込)。
これに、プラス9450円で、ホイールバランスを取り、クロネコで送ってもらえる。
このスタッドレスはインドネシア製で、国産スタッドレスのように柔らかいゴムではない。でも、冬でも高速道路での移動がメインになるから、こういうタイプのほうがいいかなと思って、これにした。
205/55/16のスタッドレスタイヤを国産品で買えば、タイヤだけで軽くそのくらいの値段はしてしまうから、ホイール代はただみたいなものだ。新品で、プジョー307に合わせた規格なのに。
ハブ径もピッタリだった。これならぶれないだろうし、普通の乾燥路を走っていてもふにゃふにゃしないはず。
BORBETのセットを買ったとき、これがあったらばなあ。無駄な出費をしなくて済んだのに。でもまあ、「タイヤは命を乗せている」だからね(名コピーだったね、あれは)。安全のための出費は惜しんではいけない。

セッティングボルトのおかげで、今までよりずっと楽に交換できたので、一気にX90もスタッドレスに交換した。
こっちのタイヤはヨコハマで、中越地震の前の冬に買ったのだから、もう6年以上経つ。山が減っていないので交換していないのだが、ゴム質は硬くなっているだろう。でも、ここに来てからはずっと車庫で保管しているので、吹きっさらしの状態とはかなり違うはず。安全のためには、山が残っていても交換したほうがいいのは分かっているけれど、今年もこのまま。

スタッドレスタイヤにはいろいろな説がある。夏タイヤではもはやブリヂストンの絶対優位というのは神話でしかないが、スタッドレスにおいてはまだまだブリヂストンの性能が抜きん出ている、という話はよく聞く。
北海道や東北でいちばん売れているスタッドレスは、長いことブリヂストンである。
でも、やっぱり高いのである。
それと、うちの場合、雪が降ってしまったら、はなからプジョーには乗らない。プジョーが雪道や凍結路を走るというのは、長距離移動中に天候がそうなってしまったときだ。冬でも、普通に乾燥した高速道路を走ることのほうが圧倒的に多い。
となると、スタッドレスで高速走行するのは、夏タイヤで走っているよりは不安定で危険だということになる。多分、凍結路で滑りにくい柔らかゴムのタイヤほど、高速走行時の安定性は悪い。
今までBORBETにつけていたPIRELLIのSNOW SPORTというスタッドレスは、ゴムが硬かったので、高速走行時もむにょ〜っとしたあの嫌な接地感覚はあまりなかった。こんなに硬いゴムでいいのかしらとも思ったが、雪道では明らかに夏タイヤとは違って、駆動力を得られた。問題は凍結路で、やっぱり柔らかいゴムのタイヤに比べれば滑る。
凍結路では滑り出したら終わり。
X90は車体が短くてABSもついていないので、滑ったときは悲惨だ。砂利道で1回転したこともある。雨の道も怖い。とんでもなく雪に降られて、新雪の上をメリメリと雪を踏みしめながらラッセルするときは、パートタイムの本物の四駆だから威力を発揮するけれど、通常走行時はとても怖い車。
まあ、冬は極力車に乗らないようにするしかないね。
ホイールセッティングボルト4種×2本セット


2台分のタイヤ交換をして、今日の運動はもう十分だけど、ジョンの運動は不十分だろうから、お散歩に。
ジョンの小屋に向かう途中、ジョンがけたたましく吠えているのが聞こえた。相手は木の上にとまっていた鷺。上の写真↑で分かるかな? 右の方。
カメラを向けたら、これだけ離れているのにこっちの動作が見えたのか、悠然と飛び去っていった。
直後、ケータイが鳴る。
助手さんから。
「鶴よ、鶴。鶴が庭に来たよ」
「鶴じゃなくて鷺でしょ? よくいるよ」
お散歩しない助手さんは、この鳥がこのへんでは普通に見られる種だということを知らなかったらしい。

トリミングでアップに


写真を数枚撮ったところで飛び去った。この後、わが家の庭先に行ったらしい


秋の光景ですねえ


ススキのある風景その2


マツモ池は水を入れていたら澄んできた



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