10/10/02

 冬眠前のカエルたち


毎日ぐずついた天気。土手池にいたアカガエル。そろそろカエルたちは冬眠の準備に入る頃。阿武隈の夏は短いねえ。

もう少し低い位置から顔の正面を狙う


ヤマアカガエルですね


こちらはマツモ池対岸にいたツチガエル


頑張って拡大


よく見ると何匹もいる。さて、何匹いるでしょう?


上にも一匹ツチガエルがいる


実はこの画面に7匹いるのだが、見えているのは6匹


池の横に回って、横から撮ってみた




いちばん手前は去年もいたヌッシーみたいだな。その向こう側の色の明るいのはタゴガエルか。ずいぶん大きく育ったな。
あれ? ツチガエルの手前に、もう一匹、チビツチガエルが……

この子↑

小さくて、池の正面から見ていたときは、草に隠れて全然見えなかったし、横から撮っているときも気がつかなかったのだが、後から写真をよく見ると、ちっちゃなツチガエルが写っている。分かっていたらこの子にピントを合わせて撮っていたのだが……。
この大きさからして、今年生まれ。ということは、春に「もえの里」で自然観察員のおじさんが捕まえたオタマが無事にここまで育ったのだね。よかったよかった。
まるで、隣のツチガエルが親であるかのように寄り添っているのが可愛いねえ。
ツチガエルはオタマのまま冬を越すので、水田では生き延びられない。農家の池にはほとんど鯉がいるので、やはりダメ。冬でも水がある場所が極端に少なくなった今、福島県ではいつのまにか準絶滅危惧種。
無事にうちの一員になったようで、一安心だ。前脚が生えたところまではバットの中で育てて観察していたのだが、前脚が生えた段階でマツモ池に放したのだった。もう一匹いるはずなんだが、二匹とも無事だといいなあ。

これだけのカエルたちがずらっとマツモ池の対岸にひな壇整列している様子は、まるで冬ごもりの前のお披露目というか、生存表明、おいとまのご挨拶のようで、和むわ。




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