最後のミニトマトには、小さなカメムシみたいなやつがくっついていた。お尻になんかワッペンのようなマークがあるが、ピンぼけでよく見えない。トマトの直径がせいぜい2センチくらいだから、本当に小さなマーク。
トウキョウダルマガエルのいる田圃に行ってみた。みんな元気にしていた。成長するにつれ、警戒心が強くなるのか、いち早く察知してピョンと田圃の水の中に姿を隠す。結局、肉眼では何匹も見たが、写真には撮れなかった。
この田圃から周囲の田圃に、じわじわと棲息域を広げていくだろうか? しかし、この田圃は毎年ヤマアカガエルの田圃なのだが、今年はほとんど見ない。今年、ヤマアカガエルは子孫を残すゲームに敗れ、ちょうどいいタイミングで卵を産みつけたトウキョウダルマガエルがゲームに勝ったわけだ。しかし、来年も同じ結果になるとは限らない。
帰り道、こんなカボチャを見つけた。カボチャって、空中にぶら下がってなっているもんだっけ? 相当な重さがあるはずだがなあ。
……と戻っていったら、F子さんが「カボチャもらってくれえ」と。
親戚から苗をもらったので、今年初めてシロカボチャ(と彼女は言っていた)を育てたのだが、家族は誰も食わないのだとか。
仕方なく、カボチャコロッケにして、今日、遊びに来た末の孫の友達たちに出したら「うまいうまい」と食べてくれたものの、孫は「いらない」と言って食おうとしない。もうどうにもならない。頼むからもらってくれと泣きつかれた。
コロッケにしても食べてもらえないとは、なんたる悲しい話でありましょうか。
もちろんもらってきたが、どうせならコロッケになったやつをもらいたかったかな。
しかし、喉が痛い。辛いわあ。
蜂蜜舐めたら効くかしら……と、ちょろちょろ舐めてみる。
これは「ニホンミツバチ」の蜂蜜で、作っている人が、滝根の
「だんだん」にしか卸していないらしい。
この大きさで1000円くらいだったかしら。数があまり作れないのだが、今のところ欠品になっていたことはない。
スーパーなどで売られている蜂蜜の多くは中国製だったり、水飴をこっそり混ぜたりしている。田舎で「ニホンミツバチ」という名目で売られている蜂蜜も、多くはセイヨウミツバチのものを「ニホンミツバチ」だと強弁して売っているという。だから、ニホンミツバチの蜂蜜(本物)は極めて入手困難なのだ。
この蜂蜜が本物のニホンミツバチの蜂蜜かどうか、僕には確かめる術はないけれど、蜂蜜にうるさい人は試してみてはいかがでしょう。
「だんだん」に電話してみれば送料込みの値段を教えてくれると思う。