10/08/19の2

 静音ファンとイノシシの運動会

注文しておいた14cmファンが届いた。

CFZ-140L [OMEGA TYPHOON 140mm 究極静音タイプ] 価格 1,638 円
……というもの。
Iくんがプレゼントしてくれた巨大マシンがあまりにもものすごい音なので、まずCPUの上部についていた2つの12cmファンを取っ払い、ケース背面の14cmケースファンを静かなものに変更しようとした……という話はすでに書いたが、その続編報告である。

取っ払った12cmファン×2と、今回交換しようとしている14cmのケースファンは共にサンヨー製(SOLDAMブランド)のWindy FLEX FLOWという製品。とにかく12cm×2は、最初、ぎょっとしたほどうるさかった。
その12cm×2を取っ払ってかなり静かになったものの、背面の14cmファンの音もかなり気になる。
果たして今回購入した「OMEGA TYPHOON 140mm 究極静音タイプ」は、これよりもマシなのか? 変わらなかったら無駄金になってしまう。でもまあ、あまり期待せずに交換してみた。

結論から言うと、劇的に静かになった。
価格コムのユーザーリポートをちょっこし読んでみたら、買った人の満足度が高かったので、それなら……と決めたのだが、やはり事前調査は大切だ。
このところコンピュータ関連では失敗やらトラブルが続いていたので、久々にクリーンヒット。
ついでに、ケースの側面板にある排気口がメクラ蓋(ん? 差別用語?)でふさがっていたのを開けて、横からも排気できるようにした。これも正解で、ファンは背面についているものの、この横からの排気も十分とれた。
これで、サイズは巨大だけれど、かなり静かなコンピュータになった。よしよし。

左がWindy、右がTyphoon。「強風の」と「颱風」では、颱風のほうがうるさそうだが……


結果は、「颱風」は静かでした。製品名、もう少し考えたらいいのにねえ

静音ファンの結果がよかったので、ちょっこし気持ちも軽く、ジョンのお散歩へ。
今にも降り出しそうな暗い空だったが、降らなかった。
近所の田圃では、イノシシが大運動会をしたらしく、でかい凹みができていた。
あらら……と、横目で見ながら県道に戻ってきたら、乗用車がとまり、男性がひとり降りてきた。この田圃のオーナーだった。
畦から、ミステリーサークルならぬショッキングサークルを見ていた後ろ姿が哀しげだった。
「回りがみんな電気柵をつけたからねえ……」
「残っていた無防備な田圃が狙い打ちされた?」
「そうだねえ。まいった……」
お察しします。
イノシシも、何もこんなに派手に暴れ回らなくてもいいのに。遊んでいるとしか思えない。

手前から入った跡があり、奥に見えているのが大運動会の跡



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