10/05/27

沢水導入計画序章

山葵池以外の池がすべて水質が悪くなってきている。やはり自然流入させないとダメなのか。
池は本当に難しい。
悩んだ末、以前から考えてはやめていた、沢水導入計画を実行することにした。
必要なのは長い黒パイプ。
黒パイプと呼んでいるが、ネットで調べてもなかなか正式名称が分からない。売っているところも見つからない。
近所の人たちの話では、そんなに高いものではなさそうなのだが、なにせ沢は池の10mくらい下を流れているので、池まで自然流入で持ち込むには相当上流までいって、高さを確保しなければならない。一体、何メートルの長さが必要だろうか。

調べた結果、どうやら正式名称は「ポリエチレンパイプ」らしい。沢水導入などに使われているのは二級(並)と呼ばれるもので、水道管などに使われる高耐圧、二層式ではなく、単純なポリパイプ。
ヤフオクで16mmФ×120mで8000円というのが出ていたので購入した。
届くのはまだ先。多分、来週の月曜だろう。

届く前にどこから取水して、どういう経路で池まで引っ張るか、下見をすることにした。
まず、家の手前で沢は二手に分かれている。向かって右側、山の中に入っていく沢は、以前は流量はほとんどなくて涸れる寸前だった。最近ちょっと流れが復活してきたところだが、この沢の上にはあまり入ったことがない。
まずはこの沢を登ってみる。
120mというと、歩幅60cmとして200歩。池から200歩歩くとどこまで行けるのかを確かめた。

右手の沢のほうが傾斜が急に見える


途中、地下に潜っている部分がある


やはり、こっち側の沢は細すぎて安定取水が期待できないと判断。諦めて、森を横切り、左手の沢の側に向かうことにした。こんな感じの雑木林。いい森だねえ。

左手の沢が見えてきた。沢はさとーさんちに向かう道沿いに流れている



雨が降った後なのでこの程度には水があるが、雨が降らないとちょろちょろになる

大体200歩のあたりに目星をつけるとここかな。水が溜まっていてまっすぐな場所がいいのだが。
あとは、実際にやってみるしかないなあ。
高低差はここまでくれば確保できると思うのだが、120mのパイプに簡単に水が通るものなのだろうか。
近所のおじいさんに訊くと「エアー抜きは容易じゃねえ」と言う。途中で切断して水を通しながらジョイントでつないでいかないと厳しいという。でも、せっかくの120mパイプだから、できることなら切断しないで使いたい。
となると、取水側に巻いたホースを持って行き(相当重そうだが)、取水口から水を入れた状態で少しずつ巻きをほぐして伸ばしていくしかないだろうか。空気が入ったままのパイプを最初に120m伸ばしておいて、先っぽを取水場所に入れたとしても、高低差がよほどないと、水は通らないような気がする。
簡単にはいきそうもないなあ。今から不安。

午後、ジョンのお散歩の途中、田圃の脇にアカガエルの卵(ずいぶん遅いな)が捨てられているのを見つけた。農作業中に見つけられて、ぽいっと放り投げられた感じ。
まだ干上がってはいなかったので、水の多そうな部分に入れておいた。

こんなところに産むわけはないので、農作業中に捨てられたのだろう


まだ乾ききっていなかったので大丈夫だろう


5月も、もう終わろうとしているのに、鯉のぼりがまだ泳いでいる


藤が真っ盛り。その向こうでは草刈りをするじいさま


間近で見ると、こんな花なのね



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