10/03/14

カエルの産卵はまだ

少し暖かくなったので、気の早いアカガエルが産卵し始めているかと思って、このへんではいちばん日のあたる時間が長い田圃をチェックしてみた。
まだですね。カエルの気配もない。まだ寝ているみたいだ。
わが家のマツモ池でこないだわいわい鳴いていた連中はよほど気が早かったんだろう。

10/03/15

ふるさと林道


風が強かったので、県道を避けて山のほうに行った。最近、平日は県道をひっきりなしに土砂を積載したダンプが往復していて、排気ガスを吸い込んでしまい、気分が悪いし。
カエル神社候補地の水たまりは、また少しゴミが増えている気がする。

汚いねえ


どうも、コカコーラを愛飲している人がいるらしくて、日増しに空き缶が増えている


道路の拡幅のために削られた山


大きく曲がった先から、同じ部分を見る


斜面の岩が転がり落ちそうで怖い


手前の斜面は砂に近い地肌が剥き出しになっているので、風が吹くと大変

この手の工事では、斜面に土留め用の草の種が吹き付けられるのだが、これがどうも日本固有種ではないらしい。外来種の草。発育が早く、根を広げるという性質があるのだと思うが、そうした植物を山に植えつけることで従来の植生に影響を与えないのだろうか。植生変化は何十年かかってようやく影響が分かってくるだろうから、あれはまずかったね、ということになっても、最初の担当者はもうこの世にいない可能性が強い。
まあ、コンクリートで固めてしまうよりはずっとマシだとは思うのだが、どうにもすっきりしない。

それと、やはり路肩の処理が気になる。この「ふるさと林道」入り口には「あかはら橋」という橋があり、その名からしてイモリがたくさん生息している土地だと分かる。この入り口の舗装工事で、道の両側にびっしり縁石が作られたため、イモリの子が大量に死んだのは昨年経験済み。今年もこれからあの光景が再現されるのかと思うと心が痛む。で、それが繰り返されるうちに、イモリもいなくなるのだろうか。
アカハライモリは日本でいちばんあたりまえにいるイモリで、珍しいものではない。特に川内村ではどこにでもいる。平伏沼では、モリアオガエルのオタマジャクシを食べてしまうというので、駆除作戦が行われたこともあるらしい。
でも、福島県では準絶滅危惧種に指定されている。長命だし、簡単に絶滅するとは思わないが、ツチガエルのように、気がついたらいなかった、なんてことにならないとも限らない。

↑ここは前に路肩が崩落したところで、このようにガッチリ雨対策がとられているが、崖側も縁石にしてしまうと、この区間、イモリの子のような小さな生き物は登れなくなり、舗装路の上で干からびて死ぬことになりかねない。

久しぶりにさとーさんちの畑の奥にある仲五池を確認しに行った。

畑の脇の糞。ほぼ間違いなくイノシシ
糞の見分け方は⇒ここが参考になる


仲五池の手前はまだ雪が残っていた。陽当たりが悪いのか、寒いのか

仲五池はまだ凍っていた。これではカエルも動けないね。陽当たりがあまりにも悪いと、オタマの生育が遅くなるのでカエルも産卵場所にしない。仲五池は、周りにいい感じの枝もあり、モリアオガエルの産卵場所に最適だと思うのだが……。少なくとも、アカガエルなどには人気がなさそうだ。




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