09/06/26-27

親父帰る


二泊して、親父は帰京。郡山まで送っていくついでに、ビッグパレットふくしまというところでやっている骨董市を覗いてみたが、ひどかった。
10分もいないで引き上げる。その後、遅い昼飯を食べるためにあちこちうろうろ。
4時という中途半端な時間だったので、あちこち閉まっていた。最後は、百貨店の「うすい」まで歩いてしまった。
デパートは閑散としていて、ここも相当ピンチだなあと実感。最上階には小さな飲食店が3つ入っているだけで、しかも5時で終了……って、なんだそれ。

ようやくこれだけの食事にありつく


親父を新幹線ホームまで見送り、外に出ると月が出ていた


小野町の靴屋がつぶれ、船引の靴屋は品揃えが落ちてきたので、この機会にと、ジョンのお散歩用の靴を買った。去年の晩秋から履いていたノースデートの靴はとてもよかったが、すでに靴底がすり切れて穴が空いている。
NewBalanceの1万2000円くらいの靴が7000円台になっていたのを買った。
僕としては、今までで一番高いくらいの靴になってしまった。ハイカットで、相当がっちりしている。

09/06/27

不動の滝


新しい靴を買ったので、慣らし運転代わりに、幻の不動の滝に行ってみた。
この村に来て5年になるのに、まだ行ったことがなかった。我が家からの距離は2kmくらいだろうか。
毎日の散歩コースに組み入れるのは遠すぎるけれど、「近所」と呼べる距離だった。

……こういうものだそうである


しっかりと防寒対策をしているお地蔵さん。もう夏なのだが


なかなかいい感じの流れ


上のほう


下のほう


水があると必ず入りたがるジョン


誰かに見られているような……

こんないい感じの景勝地がすぐそばにあるとは……。
今では、村も積極的にPRしようという気持ちがないようで、登山道は荒れている。人が訪れている様子もない。
県道からの進入路(旧道)の入り口に案内板がないことも、忘れられていった一因だろう。でも、このままでもいいという気もする。
滝への登山道入り口そばには家が二軒あり、あまりよそ者が頻繁に出入りするのは嫌だろうし。
心配なのは、滝根小白井風力発電の工事が悪影響を与えないかということだ。
万太郎山が水源地だとすれば、滝根小白井風力発電工事で水源地の水脈が変わる可能性もある。すでに夏井川源流は、工事で水が汚濁してしまった。保水のための保安林も、田村市が率先して解除してしまい、多くの木が伐られた。大規模環境破壊の象徴である巨大風車を、旧滝根町(現・田村市)は、観光施設として考えていたふしがある。まったく馬鹿げている。
百数十メートルの高さになる巨大風車一基を建てるのには、数十メートルの深さにコンクリートを流し込み、基礎を作らなければならない。1枚の羽根の長さが40メートルを超える資材を運び込むために、すでに林道が拡幅され、地形が大規模に変形された。
この滝の美しさに影響が出ないといいのだが。


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日本に巨大風車はいらない 風力発電事業という詐欺と暴力 ギターデュオ KAMUNA