連休中は、次の本の校正の他にもうひとつ、もっと大変な作業をしていた。
福島県自然保護協会が県知事に提出する風力発電建設に関する要望書(低周波健康被害が出ないという証明ができるまでは建設を中断・中止してほしい、他)に添えて、住民からの要望書と根拠となる資料の作成だ。
これを本日、県自然保護協会の会長、理事二人と一緒に県知事に提出するために県庁へ。
軽自動車に大人の男3人が同乗して片道2時間の道のりを往復するだけでも疲れた。
上のショットは、福島中央テレビが放送してくれた夕方のニュース。
詳細は
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12日の県庁行きで相当疲れてしまった。溜まっている仕事を片づけているうちにこの週も終わりに。
17日は、我孫子へ。
NPO手賀沼パールプロジェクトというグループの総会?に呼ばれ、30分ほどのミニライブ。
このNPOの理事長が、かつてKAMUNAの『オルカのため息』(その後『Orca's Song』に改タイトル)がNHKのBS11『World Weather』で毎晩流れていたとき、曲に惚れ込み、NHKに電話で問い合わせてKAMUNAの連絡先を聞き出したという、本当にありがたい、純粋なKAMUNAファンのかた。
一か月前に依頼があったとき、「では、当日は水をテーマにした曲を初披露します」と安請け合いしてしまった。
3年ほど前から、『The Ultimate Compound』(カムナの調合)に日本語の歌詞をつけて歌えないかと思いつつ、実行できないでいた。いい機会だと思ったので、自分を追い込むためにそう言ってみたのだが、案の定というか、前日になっても1行も書いていなかった。
今日こそ書くぞと思っていた15日も、不意の来客があったりして時間が取れず、精神も集中できず、夜にはかみさんが戻ってきて断念。
とうとう前日にまで追い込まれてしまった。
なんとかβ版とでも呼べるものを書いたのが夜になってから。
こんな歌詞。
ざわめく枝の向こうに きらめく沢のほとりに
いつも隠れている 形のない主
カムナは 何ひとつ語らない
問いかけることに疲れて 見上げるだけの空に
赤く染まる雲が 闇に溶ける頃
声なき祈りが めぐる
ヒフミヨイはムナヤコトへ
まわりてめぐるかたちさき
目には見えぬものを感じよと
ヒフミヨイはムナヤコトへ
まわりてめぐるかたちさき
答えは空より降り 手を濡らす
かわず鳴く夜に捧げよ
闇への祈りの歌を
息づく森に棲む すべての命よ
カムナの答えを求めて
ヒフミヨイはムナヤコトへ
まわりてめぐるかたちさき
目には見えぬものを感じよと
ヒフミヨイはムナヤコトへ
まわりてめぐるかたちさき
答えは土の中に 消えてゆく
問いかけることも忘れて 見上げるだけの空から
音もなく降り注ぐ 雨粒を見つめよ
カムナの答えは そこに
カムナの答えは そこに
問題はこれをいきなり歌えるかということ。
無理だよなあ。
無理を承知でぶっつけ本番で歌ったのだった。
出来は……聞かないで。
このNPOは、イケチョウガイ(池蝶貝、Hyriopsis schlegelii。淡水に棲むイシガイ科の二枚貝で、琵琶湖および淀川水系の一部の固有種。=Wikipediaより)で手賀沼の水質改善をしようと頑張っている。
シュレの卵を救出とかやっている僕も相当な変人かもしれないけれど、二枚貝をここまで愛している人たちも相当なものである。
打ち上げにもちょこっとおつきあいしたが、その喫茶店というかお店のメニューが激安なのにビックリ。
セルフサービスでもないのに、コーヒーは180円。カプチーノでさえ200円。↓