08/12/23
揚水試験
雪の後は雲一つない快晴。外の気温はちょうど0度。
小野商店さんが揚水試験にやってきた。小型の発電機とエアブロアをセットしたものを使って、水中にエアを送り込み、水位がどのくらいで一定するかを確認する作業。
78歳の会長さん、今日も零下の戸外で陣頭指揮
細いパイプがエア注入用。太いのが水くみ上げ用
水がエアで押し上げられて出てくる
一定量が出てきている段階で、水位計測用のコードをおろす
テスターで通電するかどうかを見る
通電していればそこまで水があるということ。水位がどんどん下がり、それに合わせてテスターのコードを下げる。
25mあたりで一定になった。この程度の水を汲み上げ続けても、25mの水位は確保するという意味。
25mだと地上ポンプだと無理なので、水中ポンプで上げることになる。
予定通り、テラルシントーのHitopα というインバータ仕様の水中ポンプを発注することに。
メーカー直送してもらい、定価の5割引き。
今までの井戸も生かして、両方のポンプの排水口に逆流防止弁をつけ、家の手前で合流させる。台所用は新井戸オンリーで、残りは旧井戸とミックスで使用できるように配管する予定。新井戸100%、旧井戸100%にも切り替え可能にする。
冬は新井戸のほうが水温が高いので、給湯器も新井戸の水を使ったほうが電気代がかからないという話。
水温は確かに若干高い。今までの井戸は、井戸というよりは沢水給水装置みたいなものだったのだろう。沢水は、流れているから凍らないという程度で、とにかく冷たい。
どのくらい水温に差があるかは、使えるようになったら計ってみよう。
まあ、これでうまくおいしい水が飲めるようになれば、当初の予定よりは難航し、金も余計にかかったけれど、まあ、今までとは違う水のある生活になる。
土地の神様が、おまえのところに分けてやる水はこれだ、と言っているわけだから、これ以上悪あがきしても罰が当たるだろう。
200mmφの穴が地下72mまで掘られて、そこまで100mmφの塩ビ管が通っている。隙間は細かな砕石で埋まっていて、地上から7mあたりにセメントを流し込んで上からの流入を止めている、という構造。
ほとんどの水は12〜17mあたりでしみ出している水。深いところからも若干プラス。
さて、どんな井戸として機能するのか。
正月には新井戸の水が飲めるだろうか。
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