08/08/21
雨ばかりの8月
アザミ
お盆が過ぎてからは雨ばかり。気温も上がらず、体調不良。
時間がちょっと戻って、助手さんが撮ったやつ。
カメムシ
?
ノギクの一種
とにかく毎日雨ばかり。6月は空梅雨で、カエルの卵があちこちで干からびてしまう危機に瀕し、8月は冷夏でオタマがイマイチ成長しなくてピンチだし、大変な夏だ。
08/08/24
ツチガエル!
ついに発見。ツチガエル。
東北にいるカエルは、
●ヒキガエル科
アズマヒキガエル
●アマガエル科
ニホンアマガエル
●アカガエル科
ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、タゴガエル、トウキョウダルマガエル、ツチガエル、ウシガエル
●アオガエル科
シュレーゲルアオガエル、モリアオガエル、カジカガエル
……の4科11種。
このうち、うちの敷地内に自生?しているのは、アズマヒキガエル、ニホンアマガエル、ニホンアカガエル、ヤマアカガエル、タゴガエル、シュレーゲルアオガエルの6種。
付近から卵を持ってきて孵化させたのがモリアオガエル。この7種は確実に今、うちの「庭」にいる。
トウキョウダルマガエルとウシガエルは、この村ではまだ見たことがないが、阿武隈エリアの他の場所では確認している。
ということで、残るはツチガエルとカジカガエルの2種。これがどうしても見つからなかった。
福島市で育った親父に訊くと、昔、いちばんあたりまえに見られたのはツチガエルだったという。ツチガエルを見つけられないなんて嘘だろう、という。
でも、実際、見つからないんだから仕方がない。このへんのツチガエルは絶滅してしまったのだろうかと思っていた。
ツチガエルは繁殖時期が遅い。オタマは巨大化して越冬するという。そのため、水田から冬の間水が抜かれるようになってからは、繁殖場所を失い、数が激減したらしい。
……と諦めかけていたところ、突然、ふっと現れた。しかもマツモ池に。
真っ黒で顔がよく見えないので明るく補正
イボイボが特徴。触ると乾いた感触だというが、触らなかった。
しかし、地味だ。
二匹いた。カップルだろうか。これから産卵ということはないだろうが……だといいなあ。
これで残るはカジカガエルのみになった。
しかし、カジカガエルは滅多なことでは姿を見ることができないというし、村でも棲息している可能性のあるエリアは極めて限られているらしい。うちの前の沢にはいないのね。寂しいね。
一つ前へ
>>阿武隈図鑑へ<<
次へ
★タヌパック音楽館は、
こちら ★阿武隈情報リンクは、
こちら。
|
(06.12/青春新書インテリジェンス、940円+税)…… 300点を超すカラー写真画像をサンプルにして、デジカメの撮影から加工・活用まで、これ1冊で楽々マスターできる。コンパクトなサイズにぎっしり詰まった「目から鱗」の数々。写真を見ているだけでも楽しめます。
で注文
|