08/06/26

大塚愛ちゃんからメール。
田圃の畦に産みつけられたモリアオの卵がまた増えて、23個になっているという。それはすごい。
今年はもう終わりだと思っていたのに、６月前半、まったく雨が降らなかったせいか、モリアオもずっと待っていたのかもしれない。
締切をいくつも抱えているにもかかわらず、誘惑に勝てず、原人村をめざす。
途中、当然のことながら秘密沼……何号だっけかな──関守沼としておこう──もチェック。
もう完全に終わりと思っていたのに、ここにも２、３個追加があった。すでに落ちたのもあるから、見ていない間にももういくつかあったに違いない。

愛ちゃんは熱を出して寝込んでいた。呼んでも起きてこないので留守かと思い、ひとりで田圃の回りをチェックしたら……なんと、23個どころではない。44個ある。

マサイ＆ぼけ夫妻のところでお茶をごちそうになりながらダベリング。
「愛ちゃん、いるんじゃないの？　寝てるんだよ」
というので、もう一度戻って大声で呼んだが出てこない。
で、しばらくしたら大あくびをしながら出てきた。爆睡していたらしい。
ふたりでもう一度田圃の回りをチェック。さっきチェックしなかったほうの田圃にもいくつかあり、マサイ家の田圃（今年は放ったらかし）にもある。この前産みつけられたのと合わせれば、軽く60以上あったことになる。
すごい数だ。一体どうしちゃったのか。去年は数個だったのに。
天変地異の前触れか？

帰り道、獏工房に寄った。

関守が言うには、昨日、国道沿いにアホなモリアオの卵を見つけたとのこと。下に水がないところにぶら下がっていたという。
「だめじゃん、それ。救出救出！」
と、けしかけて、さっそく関守の軽トラに脚立と棒と枝切りばさみとバケツを積んで出動。

こりゃ全然ダメ〜。下に狭いU字溝があるけれど、水は流れていない。なんだろなあ。ここに多少水が流れていたときに、錯覚して産んだのかしら。アホにもほどがある産み方。
脚立を使うまでもなく、荷台の上から背伸びして救出。
この卵は今我が家にある。産み立てらしく、白くてきれい。あと１週間くらいしたら孵化ですかね。
去年は勝手が分からなかったけれど、今年はシュレでもだいぶ経験を積んだので自信満々。高い孵化率でオタマにしてみせましょう。

そばの秘密池にも２つほど卵が増えていた。

ヤマボウシの花とちょっと変わった模様のチョウチョ……いや、蛾か。

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