08/04/25

救出卵第2号


雨上がりの田圃にはあちこち水たまりができるが……

昨日は一日雨が降っていた。こんな日の翌日には、田圃にできた水たまりに、待ちきれなくなったヤマアカガエルが産卵していることがある。水たまりはすぐにまた干からびてしまうし、田圃に水を入れる前にはトラクターが入って土をかき混ぜるので、どっちみち全滅の運命。
去年はこの田圃での田植えが大幅に遅れたため、待ちきれなくなったヤマアカガエルが、水たまりにいっぱい卵が産み付けて、それを救出するのに追われた。
今年は、去年の経験をもとに、手遅れにならないよう、こまめにパトロール。

田圃の真ん中に一塊発見

これは一昨日にはなかった

用水路の端にも発見
S田さんの田圃では、本日は2塊発見。どちらも救出して山葵池へ。
ちなみに、少し離れた知らない人んちの田圃を覗いてみたら、ここではとっくにオタマになったやつが残り少ない水の中でうごめいていた。う〜〜ん、こいつらは全滅の運命かなあ。
S田さんにはカエル救出作戦を逐一報告しているからいいのだが、知らない人んちの田圃ではなあ……。
可哀想だけれど、今日のところは横目で見るだけ。しばらく雨は降りそうもないので、干上がる可能性大。
連休中、この田圃に水が入れば、一部のオタマは生き延びるかもしれない。
田圃に水を張ってから産卵すればいいのだが、そうすると今度はカエルになる前に水を抜かれてしまう。
産卵から変態までの時間が長いヤマアカにとっては、田圃はどんどん厳しい環境になっている。

すでに孵化してオタマになっている

小さな水たまりにうごめくオタマたちの運命は……


しかし、この写真を見ると、ちょっと心が痛むなあ。明日、やっぱり救出しに行こうかな……。
で、本日は別の救出劇もあったので、それは次のページで。

オマケ


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